値上げする火災保険料、節約する3ステップ

写真拡大

火災保険料、3〜5%値上げへ。消費増税に加えて増える家計の負担

火災保険料が、2015年度にも3〜5%程度値上がりする見通しになりました。自然災害などで保険金の支払いが増え、損害保険会社の収支が悪化しているためです。すべての建物について値上げするのは、1998年の保険料の自由化以来初めてとのことです。消費増税に加え、家計にとってはさらに負担が増えることになります。住まいのため、お財布のため、効率的な火災保険の加入方法を3つのステップで紹介します。


1、契約している補償内容の確認

火災保険は住宅購入時に加入されていると思いますが、契約している補償内容を確認してみてください。

【建物に対する火災保険の主な補償内容】
□火災…失火や隣のもらい火での火災の損害
□落雷…落雷による損害
□破裂・爆発…ガス漏れなどによる破裂・爆発などの損害の補償
□水災…台風や大雨による洪水、土砂崩れ、床下浸水などの損害の補償
□建物外部からの物体の落下・飛来・衝突…自動車の飛び込みなどによる損害の補償
□漏水などによる水濡れ…給排水設備の事故や、他人の居室で生じた事故に伴う漏水などによる水濡れ
□集団行動・騒擾に伴う暴力行為…集団行動などに伴う暴力・破壊行為による損害の補償
□盗難…盗難による損傷・汚損などの損害の補償
□不測かつ突発的な事故…誤って自宅の壁を壊した際の損害の補償。
□風災・ひょう災・雪災…台風などの暴風、ひょうの落下、豪雪などの自然災害による損害の補償


2、家の周りの環境を確認し、「何が起こるか」を想像

火災保険の中身は、上記の補償内容の組み合わせで成り立っています。しかし、自分の家のケースで考えると、あまり必要と感じないものもあるのではないでしょうか?

例えば、マンションの上層階に住んでいる人は、大雨での床下浸水の心配は少ないでしょう。しかし、隣戸や上層階からの給排水による水漏れは考えられるかもしれません。また、交通量が多い道路に面しているのであれば、自動車の飛び込みに対する補償はあった方が良いかもしれません。


3、地震保険は建物構造で家財を対象にするかどうかを判断

そして、火災保険とセットで加入することが一般的な地震保険。日本は地震が多いので、耐震構造や免震構造などの工夫がされた建物が増えています。建物の安全が確保された構造のマンションならば、地震発生時、むしろ家の中にあるもの、家財への影響が大きいかもしれません。その場合、地震保険は家財に対してかけなければリスクに備えていないことになります。家財を補償の対象にしない場合は、倒れて壊れたりしないように柱や壁に家具を固定しておくと良いでしょう。地震への対策にもなります。

このように家の周りの環境を確認し、必要な補償と、そうでないものを認識して加入することでムダを省くことにつながります。また、火災保険は保険会社によって違いがあります。必要な補償を選べるところを探すのも選択肢の一つといえるでしょう。


続きと写真・図を含む記事全文はこちら>>


■JIJICOとは?
専門家サイト『マイベストプロ』が開設する専門家による時事ネタコラムサイトです。