米キッチン&バス「KOHLER」国内本格参入へ 東京五輪までに外資トップ目指す

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 キッチン&バスメーカー「KOHLER(コーラー)」が、国内市場に本格参入する。これに伴い、10月にアジア法人のKOHLER アジア パシフィックが日鉄住金物産マテックスとパートナーシップを締結。東京五輪の関連施設建設支援を視野に、2020年までに日本の一流ホテル業界での外資トップブランドになることを目指すという。

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 アメリカ・ウィスコンシン州で1873年に創立し、今年で創業140年を迎える「KOHLER」は、水まわり製品をはじめ高級家具からエンジン・発電機や不動産、リゾート開発まで幅広い分野で事業を展開。全世界で従業員数は約3万人、50を超える生産拠点を構えており、過去の五輪大会では大手サプライヤーとして主要施設や一流ホテルのバスルーム設備施工の実績を持つ。今回のパートナーシップ締結を通じて、同社は日本のディーラーや建設業者、デベロッパー、また卸売販売業者とのチャネルを強化。建築家やインテリアデザイナーといった業界関係者からのブランド認知を高めることも主要な事業目標に掲げ、日鉄住金物産マテックスのネットワークを活用し、節水型製品やキッチン&バス製品など日本市場における製品ラインナップを拡充していく計画だ。

 11月1日にコンラッド東京で開かれた140周年記念パーティーで、「KOHLER」のアジア パシフィック キッチン&バス事業部 プレジデントのLarry Yuenは「現在の目標は、日本市場においてインターナショナルブランドナンバーワンの地位を築くこと」と強調。「KOHLER」製品の国内正規代理店を引き受ける日鉄住金物産マテックス 代表取締役社長の杉口康弘は、「衛生陶器は不慣れな分野だが、まずは物販を中心にKOHLERのビジネス拡大・発展に努める。市場のニーズを満たしながら、一歩一歩着実に邁進したい」と話した。

■KOHLER
 http://www.kohler.com/