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居酒屋に入っておしぼりをもらうなり、「とりあえずビール!」と言ってしまうことはありませんか? いわゆる「とりビー(死語?)」というヤツですが、海外では居酒屋の「とりビー」に相当する定番メニューはあるのでしょうか。日本に住む20人の外国人に聞いてみました。

■つまみ、そして飲みたいお酒(チュニジア/40代後半/男性)

そうですね。でも、その内容を具体的にうかがいたいのです……。

■ビール(スウェーデン/40代後半/女性)

■普通は最初に頼んだものをその夜にずっと飲み続くことが多いですが、やっぱり何よりもビールが飲まれています(ブラジル/30代後半/男性)

■ビール(ペルー/40代前半/女性)

■ビールです(フィリピン/40代前半/女性)

■ビール(オランダ/30代前半/男性)

■飲み物(主にビール)(ドイツ/30代後半/男性)

約半数の方々がまずはビールを注文する、と答えました。注文すればすぐに出てくるビールは手軽に人数分を注文するのにもってこい! とはいえ、ドイツなどのビール大国では、それぞれ好きな銘柄がありそうですね。

■ロシアの何が「居酒屋」に相当するかは、悩ましいところです。日本の「最初の乾杯はビール」という風習のことでしたら、ロシアではそういう決まりは特にないと思います。しかし、祝いの席では「最初の乾杯はシャンパン」になることが多いと思います(ロシア/20代後半/女性)

もはや、「日本の風習」とまで言われている「とりビー」。日本でも祝いの席での乾杯はシャンパンかと思います。とはいえ、最近はそれほど周りに合わせることを強要されるわけではないので、ビール以外の好みのお酒を注文する人も多そうですね。

■飲み物と食事に当たる食べ物(韓国/30代後半/女性)

日本ではまずおつまみ、そして〆に食事という順番で注文することが多いですが、韓国では食事を注文するとたくさんの小皿にキムチを始め、様々な小菜が出てくるのが一般的です。そのため、わざわざおつまみを頼む必要がないのかもしれません。

■居酒屋はないけど、ディビソゴという羊の肉のオーブン焼きを食べます(マリ/30代前半/男性)

■手羽先(アメリカ/30代後半/男性)

まずはお肉。気持ちはよ〜っく分かります。アメリカの手羽先といえばピリ辛のバッファローチキンでしょうか。ビールによく合いそうです。羊の肉のオーブン焼きも気になりますが、マリは国民の90%がムスリムというお国ですので、こちらはビールなどアルコールのお供はなさそうですね。

■居酒屋がありません(シリア/30代前半/男性)

■母国に居酒屋はないです(中国/20代後半/女性)

宗教的な理由のほかに、居酒屋のようにお酒を飲むことを目的としたレストラン、という概念がない国もあります。中国には居酒屋がない、というのは何となく意外ですが……。

■ジュースです(インドネシア/40代前半/女性)

インドネシアもバリ島などを除くエリアのほとんどがイスラム教ですので、こちらも宗教的な理由でお酒を飲まないのではないでしょうか。ちなみに、バリ島には「ビンタンビール」という地ビールがあります。

■RAKI(トルコ/20代後半/男性)

■ウゾとつまみ(ギリシャ/30代前半/男性)

ラキは「ラク」とも呼ばれるぶどうから作られる強い蒸留酒で、アニスの香りがします。トルコの隣国やバルカン半島の国々でも国民的飲み物として人気があり、食前酒としていただくのが一般的です。ギリシャのウゾもこれと同じ仲間で、水を入れると白濁するところもよく似ています。

気の合う仲間と過ごす時間は、お酒のあるなしにかかわらず楽しいもの。ですが、日本ほどいろいろなビールが季節ごとに発売される国もめずらしく、日本のお酒文化はちょっと独特だと思います。そう考えると「とりビー」も単なる風習ではなく、日本の文化なのかもしれません。

(岩佐史絵)