東京オリンピック決定で盛り上がり、日経平均は今年の高値1万5942円に向けて上昇中!建設を筆頭にオリンピック関連株が好調だが、もちろん上がる株はほかにも多数ある。今月も材料満載のとっておき銘柄をお届け!

ジャスダック上場の日本マニュファクチャリングサービスは、この10月で上場7年目に入る。海外で事業を拡大するアウトソーシング請負会社として成長し、日本企業のコスト削減を舞台裏で支えてきた。ベトナム政府から製造業派遣事業の認可を取得した初めての日本企業として知られるが、売上高の実際は国内と海外がほぼ半分ずつ。日立グループから岩手県の水沢工場を買収するなど、国内でも拠点拡充を進めている。

新興企業にありがちだが、課題は利益率のアップ。ただ、不採算品からの撤退も実行しており、アジアでの生産強化が進むにつれて利益率は向上すると予想される。売上高も右肩上がりで推移している。

時価総額が小さく、発行済み株式数も少ない銘柄なので、本格的に業績が拡大するころには高すぎて買えなくなっていることだろう。大株主上位には、ジャフコ系の2つファンドが名を連ね、値上がりを待っている。

株業界の番猫・みけこさんの兜町キャッツアイ
第66話 株式ニュースに異変?

新聞やテレビの株式ニュースが、最近ちょっと充実してきたって知ってるかにゃ?

東証詰め記者のみんなの取材スキルが上がったわけじゃなくて、たぶん野村證券のおかげ。

9月から野村は、毎朝9時10分スタートで市況解説をしてくれるようになったの。しかも、野村の投資情報部員さんが東証内記者クラブ「兜倶楽部」を訪問する“出前講義方式”。前日の欧米市場とか為替、金利などの動向も織り交ぜた今後の相場展開を、丁寧に教えてくれるんだにゃ〜。記者さんたちは、質問して情報を聞き出す必要はないのよね。話をメモして必要な部分をカギカッコで引用すれば記事になるってわけ。

野村のほかには、SMBC日興証券のNさんが午前10時と午後2時の2回、市況解説をしてくれるの。解説は前に一度廃止されたんだけど、報道各社から再開のお願いが相次いで、復活したの。Nさんの人柄と名調子のたまものだにゃ。あとは、みずほ証券も旧・新光証券時代から毎週木曜日に「レクチャー」があって、大和証券も株式から税制、世界経済まで幅広いテーマで「勉強会」を開いてくれる。

それにしても。キャットフードばっかりだとネズミを捕れなくなるのと一緒で、記者さんが勉強会頼みだと取材する力がなくなるんじゃないかにゃ?

この記事は「WEBネットマネー2013年12月号」に掲載されたものです。