ボディメイクトレーナー・樫木裕実が考案、「曲線美の」といった意味を持つ「CURVY」から名付けられた「カーヴィーダンス」は体を曲線的に動かし、シェイプアップとともにくびれを作るダンスエクササイズとして人気を博している。

だが、先月29日発売の女性週刊誌が、そんな樫木がトレーナーを務めるトレーニングスタジオ『CURVY GROUND』の閉鎖を報じ、大きな話題になった。入会待ちが300人もいるという人気ジムの閉鎖に様々な憶測が流れる中、31日放送、日本テレビ「スッキリ!!」では、自身も同ジムの会員という芸能リポーター・井上公造氏や現在通っている会員たちの声を伝えた。

まず番組のカメラに「(樫木が)生徒を置いてけぼりにしてクローズするみたいな報道は相当悔しかったというふうには聞きました。理想を追求する夢追い人みたいなところがある。会員さんたちにどうやって素敵な体になって貰おうか、健康になって貰おうかというのを追求する。オーナーさんサイドからすると、そんな夢物語言われてもみたいな話になってくると平行線になっちゃいますよね」と語った井上氏。ジム閉鎖の要因は、樫木自身も語っている通り、経営者であるオーナーとのすれ違いにあるとした。

また、番組が取材をした同ジムの会員たちは「びっくりしたんですけど。(次の予約は)入れてあるんですけど。ここなくなっちゃうんですか?どうしよう」、「本当にびっくり以外のなにものでもなかったですね。すごく衝撃的な感じでした。今日とかは“突然の報道ですいません”みたいに謝られて、“色々ご不便かけますけど、最後まで頑張るのでお願いします”というような感じだった」と語っており、実際会員に配られた通知には、「樫木とともにスタッフ一同精いっぱいやってまいりましたが、カーヴィーグランド運営会社である株式会社アドヴァンシングの諸般の事情により、閉鎖という結論になりまして、多大なご迷惑をおかけいたしました」と記されている。

その他にも、樫木が芸能人ばかりを教え、一般の会員にレッスンする機会が少ないという噂について、井上氏は「樫木さんは芸能人を教えている時間は多いですが、僕は10回くらい通った中で、樫木さんにマンツーマンで教えて貰ったのは半分くらい。あのカリスマトレーナーの樫木さんに習いたいっていうことが目的ならば、それは達成できない。なかなか教えてもらえないという悔しさはあるかもしれないけど、体を美しくなりたいというのを理想系として通うのであれば、他の方に習ってもさほど変わりはない」とコメント。井上氏自身、芸能人と言っても過言ではないが、レッスンの半分は樫木に直接指導を受けたという。