劇中と同じ衣装で登場し、ファンを喜ばせた戸田恵梨香

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2010年に放送された連続ドラマ「SPEC」のシリーズ最新作にして完結編となる『劇場版SPEC〜結〜漸ノ篇』と『劇場版SPEC〜結〜爻ノ篇』の2部作が、11月1日(金)、11月29日(金)に連続公開される。それに先駆け、先日、ドラマの前日譚にあたる「SPEC〜零〜」が放送されたが、早くもDVD&Blu-rayが発売!これを記念して、10月30日に新宿のライブハウスBLAZEにて、一夜限りのスペシャルファンイベントが行われ、主演の戸田恵梨香、加瀬亮、監督の堤幸彦が登壇した。さらに、主題歌を手掛け、国内外で活動するロックバンド、THE RiCECOOKERSによる生演奏も披露された。

【写真を見る】「すごいですね、ハゲばっかり」と戸田恵梨香が不敵な笑みを浮かべる!?

今回、「ガチ瀬文 NIGHT」と銘打たれたイベントとあって、会場にはダークスーツの上下に丸刈りという、加瀬が演じる瀬文のスタイルを模したファンが約600人集結した。そんな異様な光景の中、まず、イベントのスタートの口火を切ったのはTHE RiCECOOKERSによるライブ。爆音を鳴り響かせ、一気に会場をヒートアップさせていく。ドラマの主題歌である「NAMInoYUKUSAKI」、映画の主題歌「audioletter」を含む3曲を演奏後、挨拶に応じた彼ら。新曲となる「audioletter」について「『SPEC』を全部見たうえで、作りました。『SPEC』に負けたくないなと思って頑張りました!」と、楽曲制作について振り返ってくれた。

そして会場の熱気が冷めやらぬなか、戸田と加瀬が劇中で実際に着用している衣装を身にまとい登場。一方の監督は、ハゲのカツラをかぶり瀬文風のスタイルで姿を現した。観客の姿を見て、戸田は「すごいですね、ハゲばっかり」と、のっけから笑いを誘い、当の加瀬は「みなさんも監督もハゲヅラかぶってますけど、瀬文はハゲじゃねぇ(笑)」と、劇中さながらの口調で叱咤。なかには、イベントのために本当に丸坊主にした女性がおり、戸田は「すごい!」と思わず感嘆。瀬文も「冬は寒いから気を付けてね」と優しく気遣いしていた。

「こんなイベントはなかなか出来ない。感動!」と喜びをもらした監督。そう語るように、「SPEC」はドラマ界にも大きな影響を与え熱狂的なファンを生んできた。その魅力については戸田は「“堤ワールド”に尽きます!」と力強く答えたものの、監督は「僕は、脚本家の西荻(弓絵)さん、プロデューサーの植田(博樹)さんがつくった世界に乗っかってきたんです」とコメント。加瀬は「最初はどう対応して良いのかわからなった。でも、繰り返し見たくなるような中毒性がある作品。キャラクターが魅力」と、これまで作品で培ってきた自信ものぞかせた。

さらに監督は制作についてこう振り返る。「自分も手探りでやってきた。1回見ただけではわかりませんしね」。そして、「実はまだ『爻ノ篇』出来ておりません!ヅラかぶってる場合じゃないんですよ(笑)」と衝撃発言も飛びだした。それを受けた戸田は「私たちも観られない可能性もあるってことですか!宣伝できませんよ!」とぶっちゃける。会場からもどよめきが起こる中、監督は「でも、この2人、すごいことになってますから。ヤバいですよ!」と、ちゃっかり作品をアピール。そんな完結編について戸田は「実は、完結させましょうと、私から加瀬さんに言いました。加瀬さん年とっちゃいますし(笑)」と話し、それを受けた加瀬は「SITのシーンがなければ良いんですけどね(笑)。今作も台本は素晴らしく、きっとファンの方が喜んでもらえると思います」と答えていた。

最後には、SIT時代で使われる瀬文の「命捨てます!」の掛け声と共に、キャノン砲から破られた半紙の紙吹雪が発射された。半紙の吹雪と言えば、当麻が事件を解決するために空にばら撒く儀式(?)でお馴染み。映画を彷彿とさせるような情景に観客は歓声をあげ、加瀬は「本当にありがとう!」と挨拶をし、大盛り上がりのイベントを締めくくった。【取材・文/トライワークス】