ベラスケスの「ラス・メニーナス」がテーマ!資生堂ギャラリーで「森村泰昌展」

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森村泰昌といえば、1985年にゴッホの自画像に自ら扮した作品を発表して以降、今日に至るまで一貫して“自画像的作品”をテーマに作品を作り続けている日本を代表するアーティストの1人。西洋名画だけでなく、マドンナやマイケル・ジャクソン、古今東西の名女優に変装した作品も有名だから、きっとどこかで観たことがあるハズ。そんな森村泰昌が満を持してベラスケスの名画「ラス・メニーナス」をテーマにした「LAS MENINAS RENACEN DE NOCHE 森村泰昌展 ベラスケス頌:侍女たちは夜に甦る」を資生堂ギャラリーで12月25日(水)まで開催中。

「本展では、17世紀スペイン絵画の巨匠、ディエゴ・ベラスケスの名画『ラス・メニーナス』をテーマにした写真作品17点展示しています。森村は1990年に『美術史の娘』のシリーズで、ベラスケスが描いたマルガリータ王女をもとにした作品を制作しました。本展では『ラス・メニーナス』を再現するだけでなく、この絵画をもとに森村が新たな作品をつくり、“全8幕の1人芝居”として表現しています。これまで森村は絵画や写真のフレームの中を意識して作品をつくってきましたが、今回は登場人物がフレームの外の美術館に現れるというダイナミックな展開が繰り広げられています。また、扮装していない森村自身が初めて作品に登場しています」と広報担当者さん。

限りなくオリジナルに忠実な構図、ライティング、ポーズに独自の解釈と想像力が加わった、スリリングで謎めいた森村作品のさらなる進化ともいえる今回の作品。森村泰昌本人によるギャラリートーク(11月16日(土))や、アラキーこと荒木経惟との対談(12月7日(土))も行われるのでHPをチェックしてみて!