イオンが環境保全のためレジ袋無料配布を終了

写真拡大

イオンが2013年11月1日からレジ袋の無料配布を全店で終了する。CO2削減と環境保全のため、買い物袋(マイバッグ)の持参をより強く呼びかける狙いだ。

レジ袋の無料配布中止は10年以上前から一部スーパーなどではおこなわれていたが、全国チェーンとしては初めてという。同時に、レジ袋を辞退した場合の1回2円引きも終了する。袋が必要な人には植物由来のバイオマス素材でつくられたレジ袋を5円で販売し、収益金を地域の環境保全・社会貢献活動に寄付する。

日本ポリオレフィンフィルム工業組合の調べ(2002年)によると、日本でレジ袋は乳幼児を除いた国民1人あたり年間約300枚、合計すると305億枚使われている。1枚作るのに石油が18.3ミリリットル必要なので、305億枚では約55.8万キロリットル(200リットルのドラム缶に換算すると279万本)にもなる。レジ袋を使わないことで、これだけの石油が削減できるというわけだ。

また、レジ袋が自然界へ及ぼす問題も指摘されている。山や川、海などに捨てられたレジ袋を野生の動物・魚が飲み込み、窒息するといった問題が起きている。

こうした状況下で、2020年までに「エネルギー使用量の50%をへらす」などを掲げた「2020年構想(ecoプロジェクト)」に取り組むイオンは、その施策の一環として、レジ袋の無料配布中止を決定した。

(2013年10月30日追記)