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江戸東京博物館は29日から12月8日まで、企画展「幕末の江戸城大奥」を開催する。

○華やかな江戸城大奥をひもとく

江戸城本丸御殿は、幕政の中心である表と、将軍やその家族たちが生活する場である奥とに分けられる。このうち奥空間の最奥に位置するのが大奥。将軍の正室である御台所(みだいどころ)とともに、世子を養育して家の存続をはかるという役割をもっていた。同展は、江戸城大奥について徳川記念財団が所蔵する「御台所」や「将軍生母に関する資料」を中心に展示。また、大奥の取り締まりをつかさどった男役人、留守居(るすい)にも注目し、運営についてもひもとく。

3部構成の展示は、第1章で、これまであまり知られてこなかった御台所や将軍生母の存在、その所用の品々をとりあげ、大奥で暮らした女性たちの姿を紹介。第2章では、天璋院(篤姫)と、静寛院宮(和宮)が所用した衣装や身の回りの調度類などから、生活にまつわる風儀の実相について考える。第3章では、留守居の職務に注目し、大奥の運営について、その仕組みを紹介する。

11月1日、8日、15日、22日の16時からは、展覧会担当者による展示解説のミュージアムトークを行う。申し込み不要で、集合場所は、5階常設展示室日本橋下となる。また、11月13日はえどはくカルチャー「"幕末の江戸城大奥"展の見どころ」、 20日は「江戸城大奥と留守居」を、徳川記念財団専任研究員、野本禎司氏を講師に招いて開催する。受講料は各1,000円。事前申し込みが必要となる。

会場の所在地は、東京都墨田区横網1-4-1 東京都江戸東京博物館 5階常設展示室内 第2企画展示室。開館時間は、9時30分から17時30分。土曜日は19時30分までとなる。休館日は、月曜日(11月4日は開館、翌5日が休館)。常設展観覧料で観ることができ、大人600円、大学・専門学校生480円、都外の中学生・高校生・65歳以上は300円、都内在学または在住の中学生・小学生・未就学児童は無料となる。

(エボル)