このように、これまでのコラボスマホから生産台数は、最低のロット数が15,000台、次に30,000台、それ以降は10,000台単位であると見て取れます。

ジョジョスマホのように、15,000台であれば、入手困難でキャンセルが発生した場合などを除いては、店頭で通常販売できる在庫がほぼ出回らないと考えることができます。

30,000台になってくると、店頭でも通常に購入することが可能な台数ではありそうですが、販売開始後に早めのタイミングで購入しておかないと、数ヶ月後には入手が難しくなるといったレベルでしょう。

従来型の携帯電話の時代からさまざまなコラボモデルを販売してきたNTTドコモは、30,000台がすぐに完売しない事も認識しているはずです。

ミクスマホについては、ミク(39)にちなんで39,000台ですが、スマホの場合では3,900台という少数ロットは生産コスト的にもまずありえない台数なので、必然的に39,000台となり、そしてNTTドコモやメーカー側も即売り切れるという予想はほぼしていなかったでしょう。

それを裏付けるように、ドコモオンラインショップでは、早々にサイト上で「通常販売を開始する際は改めてお知らせします」といった内容の案内がされていました。事実、予約販売後は通常販売にスムーズに移行しています。

こうした点を考察していくと、購入者側としては、国内向けスマホで限定台数を設定したコラボモデルは30,000台というのが一つの目安となり、30,000台より少なければ入手困難、30,000台より多ければ、予約ないし早めに購入しておけば入手できるレベルと判断してよいでしょう。

この冬モデルとして販売される予定のドラクエスマホ「SH-01F DRAGON QUEST」は、30,000台限定です。よほどの事がない限り、予約をしておけば、ほぼ問題なく入手できるのではないかと予想できるでしょう。


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