資生堂がドバイに合弁子会社設立 中東地域で販売強化

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 資生堂が、グローバルブランド「SHISEIDO」の中東地域への輸入販売を行う現地企業のCreation Alexandre Miya Paris Limited(クリエーション アレクサンドル ミヤ パリ リミテッド社=以下クリエーション社)と合弁会社「資生堂ミドルイースト(Shiseido Middle East FZCO)」をドバイに設立する。当該地区の市場プレゼンスの向上を目指し立ち上げられた会社で、年内の創立を予定。2014年1月から現地で展開している商品の販売を一層強化していく。

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 資生堂は、1970年代には中東市場に向けた取り組みをスタート。1997年にはドバイに拠点を置くクリエーション社と、中東地域におけるグローバルブランド「SHISEIDO」の販売を包括的に委託する契約を締結し、同社を通じてUAE、クウェート、バーレーン、サウジアラビア、カタール、オマーン、ヨルダンで販売を開始するなど販路を拡大してきた。同社は商品の販売力を強化するため、人口規模、富裕層の多さなどから化粧品市場の成長を見込みまれる中東地区に「資生堂ミドルイースト」を設立。スキンケアを中心とした高級化粧品販売のノウハウや、小売業との良好な関係を持つというクリエーション社と合弁会社を立ち上げ、中東7カ国(バーレーン、ヨルダン、クウェート、オマーン、サウジアラビア、カタール)で事業展開を推進していく。資本金は3.5億円で、出資比率は在仏の資生堂100%子会社Shiseido International Europe S.A.が51%、クリエーション社が49%。

 資生堂は「日本をオリジンとしアジアを代表するグローバルプレイヤー」をテーマに掲げ、海外での事業を拡大。積極的に海外直接投資を進めており、研究開発拠点10ヶ所、生産拠点15ヶ所を展開。アジア、ヨーロッパ、アフリカなど世界89の国と地域で商品を販売している。(2013年3月データ)