韓国科学技術部の元長官、「福島の土壌汚染は微生物で解決できる」―中国メディア

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韓国紙・中央日報によると、李祥義・韓国科学技術部元長官が福島県の土壌の放射能汚染について、「微生物で解決できる」と語っている。25日付で中国新聞網が伝えた。
李氏が共同研究員として参加した「福島放射能除染推進委員会」は9月25日から10月19日まで、「土壌発酵による放射能除染」に関する実験を行い、10月22日に福島でその結果を発表した。
福島第1原発から20数キロ離れた浪江町の100坪規模の土地が実験現場となった。李氏は「実験はわずか3週間だったが、7割以上の放射性物質が減少したことが確認された」とした。実験は、放射能に汚染された土地の上に培養した微生物菌と液体肥料を吹きかけて発酵させ、実験前の放射能数値と比較したという。
9月25日に採集した土壌と10月14日に採集した土壌を比較した結果、放射性セシウム134とセシウム137が7割以上も減少したという。李氏は「今回の実験を主導した高嶋康豪博士は6代続く醸造場で育った。微生物とは内緒話をするほど仲が良い」と紹介。日本は新しい物を受け入れることに保守的であるため、「反応が良くなければ、先に韓国で実験し、成功したら日本に戻って錦を飾る」と語っているという。
李氏によると、2011年の原発事故後、当時の菅直人首相にこの方法を使用するよう提案する手紙を送ったこともある。「微生物が放射能をきれいに除去してくれる。広島や長崎があれほど早く人が住める場所に回復したのも、微生物が大きな役割を果たしたからだ。今回は土壌に対しての実験だったが、海水汚染にも応用できるはずだ」と語っている。
(編集翻訳 小豆沢紀子)