カースト制は女性間にも存在した!どこでも格付けしあう女たち

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あなたはランチの適正価格はいくらくらいだと思いますか?
1000円以下が適正と考える人が、5000円以上が適正と考えるグループに入ってしまったらどうなるでしょうか。

このようなミスマッチが起こらぬよう、初対面の女性同士はまず、相手の年齢や服装や住所やバッグなどの持ち物から「相手のレベル」を察知して、自分に近いかどうかを判断してから付き合い方を決めるもの。

そうした格付けチェックが逆に女性同士の争いを生んでしまうという事件が起きています。これをインドのカースト制になぞらえて「○○カースト」と呼びます。

女性間に起こりやすい、カースト問題をご紹介します。

ここにも存在した!女性間の「○○カースト」

●その1:ママカースト

子どもが幼稚園に入ると、ママ同士がコミュニティを作ります。だいたい同じレベルのメンバーを見分けてグループを作れたらいいのですが、これが外れると大変な悲劇に……。

誤ってセレブグループに入ってしまった一般家庭のAさんは、週2〜3回のランチのたびに予算5千円、子どもの誕生日には1万円以上のプレゼントという金銭感覚についていけず徐々に参加を断るように。

すると、子どもが幼稚園で「貧乏な子とは付き合わない」といじめられ、仕方なくまた参加することにしたそう。

「とてもお金が足りなくて、住宅購入資金に貯めていたお金も実は底をついてしまいました。夫には言えません。もう引っ越すしかこの地獄から抜ける方法はないのかも……」(A子さん)

●その2:マンションカースト

新築の高層分譲マンションは、部屋の価格の差が一目瞭然なため、カースト制が誕生しやすい場所です。

低層階に入居したB子さん夫婦は、実は高学歴で子どもも勉強ができるため、上層階のセレブ夫人のご機嫌を損ねないよう、セレブ夫人の子どもより偏差値が高い学校に入ってはいけない、自分の学歴を知られてはいけないなど、細心の注意を払って暮らしているそう。

「セレブ夫人に睨まれるといろんな意地悪をされるんです。彼女より目立ってはいけない。それがこのマンションの暗黙ルールです」(B子さん)

●その3:ヒルズカースト

C子さんが転勤で引っ越してきた地区は、坂の上の住所が××が丘、坂の下の住所が△△町。そこで驚いたのが、ヒルズ族(=坂の上の住民)は、町民(=坂の下の住民)とは決して交わろうとしないことだったそう。

周囲に「△△町に引っ越してきました」とC子さんが言うと、「悪いことは言わないから坂の上に引っ越したほうがいいわ」と耳打ちされたそうです。

「ヒルズ族は子どもにも、『坂の下のお家に行っちゃダメよ。坂の下は貧乏な人たちが住むところなの』と教えるそうです」(C子さん)

●その4:キャリアカースト

こうしたカースト制は専業主婦の世界だけと思いきや、実は働くママたちの間にも存在します。

保育園ママのうち、大企業勤務のキャリアママと生活に必死なパートママとは完全に別のコミュニティ。

キャリアママ同士ではそれぞれの年齢や学歴、企業名などでカーストが生まれ、パートママ同士は『バツ3で子ども6人』など派手な経歴の強力ママがボスとして君臨します。

看護士として働く保育園ママD子さんはどちらのコミュニティにも所属していないそうです。

「カースト制みたいなのはありますが、みんな仕事で忙しいので、いがみ合うことはないですよ」(D子さん)

女性間のカースト制とうまく付き合おう

女性は学生から就職、結婚、出産、子育てとステージがどんどん変わり、そのたびに新たなコミュニティを作ることになります。

こうしたカースト制にうまく馴染めず、いじめや村八分の標的にならぬよう、上手に付き合っていきたいですね。

Written by 杉本レン