<マスターズGCレディース 3日目◇26日◇マスターズゴルフ倶楽部(6,445ヤード・パー72)>
 国内女子ツアー「マスターズGCレディース」は雨のため中止となっていた第2ラウンドを行い、9バーディ・ノーボギーの“63”を叩きだした横峯さくらがトータル11アンダーでフィニッシュ。2位に5打差をつけて今季3勝目へ向けて独走態勢を築いた。

 多くの選手が台風が通り過ぎた後に吹いた強風に苦しむ中、2010年大会チャンピオンが圧巻のゴルフを見せた。1番で幸先よくバーディを先行させると前半だけで4バーディ。後半はさらにペースを上げて14番からの3連続を含む5バーディで混戦を一気に抜け出した。
 「セカンドショット以降は良かったけど、ティショットが良くない」とこの日はティショットで右へのミスが多く出たが、その後のショットできっちりとリカバー。特に冴えたのがグリーン上だ。「ヘッドアップしないことだけを心掛けている。それに集中出来ているときは良く入っている」。ラインの読みはほとんどキャディに任せて、横峯はあくまでストロークだけに集中。平均パット1位の実力をいかんなく見せつけた。
 8月からはメンタルトレーナーの森川陽太郎氏が帯同し、本格的にメンタルコントロールの術も学んでいる。試合前の練習ではその日の調子を点数化。「今日は60点、今日は35点とか点数をつけて、その点数なりにやっていければいい」と常に100点を求めるのではなく、うまくいかない自分と向き合って心に波を作らないようにしている。
 これにより、これまではミスに反応して気持ちを乱していたが、「“OKラインを下げる”って言うんですけど、ティショットはラフでも打てればOK」と許容ラインを下げることでミスも受け入れられるようになった。この日も試合前の練習の点数は良くなかったが、「だからこのスコアが出たのかも」と、自分の中のOKラインを下げてリラックスして臨んだことがビッグスコアにつながった。
 2位とは5打差。これには横峯も「普通にやれば優勝は手が届くところにあると思う」と率直な思いを口にする。勝利を意識することは雑念にもなりそうだが、今の横峯はそれを受け入れて自分をコントロールすることが出来ている。今考えているのは、自分のゴルフをして勝つことだけだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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