子ども向けの「デコ弁」。ご飯を雪だるまの形にデコレーションした

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全日空(ANA)は2013年10月24日、エコノミークラスを中心に13年12月から国際線の機内食を刷新すると発表した。メニューにはフェイスブックで行った投票の結果を反映させたほか、これまで「簡素すぎて味気ない」といった指摘もあった子ども向けの食事を華やかな外見の「デコ弁」(デコレーション弁当)として一新する。

フェイスブック上の「総選挙」でメニュー選ぶ

大人向けの機内食は、8月にフェイスブック上で行った「総選挙」をもとに選ばれた。和食洋食6種類ずつ計12種類の候補を対象に約6000人が投票。25%が海外から投票された。このうち上位3種類ずつ計6種類が、実際の便に登場する。これに社員お勧めのメニュー2種類ずつ4種類とシェフのお勧めメニューが加わり、路線ごとに毎月メニューを入れ替える。

「総選挙」で1位に選ばれたのは、和食が「駿河湾産 釜揚げしらす御膳」で洋食は「コトコト煮込んだ 赤ワインのハッシュドビーフ」。それぞれ13年12月、14年2月に欧米路線にお目見えする。

2〜12歳未満の子どもを対象にしたメニューは、実際に子育てをしているシェフ4人が企画。ご飯を雪だるまの形にデコレーションしたほか、おもちゃつきのグリコのお菓子もつけた。カルシウムやビタミンを多く含む食品を増やしたり、すり下ろした野菜を使って食べやすくするなど「食育」にも配慮した。事前予約が必要で、国際線の羽田・成田発の全クラスで提供される。

岡功士・商品戦略部長は、

「フルサービスキャリアとして、機内のワクワク感をミール(機内食)を通して感じてほしい」

と、サービス向上を通して、機内食が有料の格安航空会社(LCC)との差別化を図りたい考えだ。