ユナイテッドアローズASTRAET(アストラット)初公開「世界に通用するブランドビジネスを目指す」

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 ユナイテッドアローズが10月24日、2014年春夏シーズンからスタートする新事業「ASTRAET(アストラット)」の内覧会を開催し、オリジナルコレクションの一部を公開した。将来の主力事業と位置付けるウィメンズとメンズのスペシャリティストアで、オリジナルコレクションでは「商品力」を重視し、世界に通用するブランドビジネスを目指すという。

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 「ASTRAET」は、ユナイテッドアローズの主力事業(ユナイテッドアローズ、ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ、グリーンレーベル リラクシング、クロムハーツ)に次ぐ新規事業の開発と育成、そしてオリジナル商品の強化の取り組みから立ち上がった。精神的に成熟した大人の男女に向け、クオリティを追求し洗練された服を通じて豊かさを提案する。スタート時は、主に日本製のオリジナル商品が全体の65%、そのうち約90%がウィメンズウェアで、メンズウェアは今後拡大していく計画。中心価格はジャケットが54,000円、アウターが72,000円、ボトムが23,000円。仕入れ商品では「CÉDRIC CHARLIER(セドリック シャルリエ)」や「Proenza Schouler(プロエンザ スクーラー)」、「PIERRE HARDY(ピエール アルディ)」など約15ブランドの取り扱いが決定している。出店計画として、2014年3月を目処に都内のショッピングエリアに100坪強の路面店を計画し、春夏シーズンは高感度ファッションビル等を含め2〜3店舗の展開を計画。また「商品力」を武器に百貨店の出店や、ブランド単体として同社の既存レーベルも含め国内外の卸展開を視野に入れる。

 クリエイティブディレクターを務めるのは、トゥモローランド出身でOFFICE TOYA代表の東谷太氏。「大人が着れるモード服」を目指し、「Modernize」をテーマにモードを感じるベーシックをはじめ、ヘリテージやクラシカルな要素を現代的な解釈とストリート感覚でリプロダクトしたオリジナルウェアに力を入れる。ファーストシーズンの2014年春夏は約200モデルを提案。これまでの小売事業で培ってきたバイヤー視点と顧客志向を注入し、ハイクオリティーかつ快適なパーマネントコレクションとトレンド性を持ったシーズンコレクションを展開する。ユナイテッドアローズのリベラルな企業姿勢に興味を持ったという東谷氏は、「ASTRAET」のデビューに向けて「ブランドを通じて伝統や産業に目を向けることは重要で責任がある。これから挑戦していきたい」と話した。