昨年4月の前作に引き続き好調な堺雅人(40)主演のドラマ「リーガルハイ」(フジ)。

 第1話目の視聴率が21.2%と堅調な滑り出しとなっている。堺は「半沢直樹」(TBS)の大ヒットで「いま一番数字を持ってる男」と呼ばれているが、そんな堺を尊敬しているのがガッキーこと新垣結衣である。ドラマ制作関係者が、現場の様子をこう語る。

「『リーガル──』は、それまでのどの撮影現場よりも刺激的です。ドラマの見せ場の一つが、堺さん演じる主人公の長セリフですが、NGはほとんどゼロ。新垣さんは『信じられない!!』と大興奮で、尊敬のまなざしを送っています。普段は大人しい彼女ですが、このドラマでは堺さんに触発されていつも以上にやる気を出しています」

 今作でも堺は「半沢──」の撮影中から睡眠時間を削って「リーガル―」の台本を覚えてきたという。クランクインは8月27日で、折りしも「半沢──」では前半の折り返しにあたる。東京都内で車中の中で脚本を読みふける堺の姿が、写真週刊誌「フライデー」にも掲載された。

「さすがに疲労困憊のようで、本番以外の時はスタジオの片隅で目をつぶって体力を温存していますがね。本人いわく『省エネ』だそうです」(前出・ドラマ制作関係者)

 新垣結衣・堺の共演は、前作に続いてのことだが、彼女にとっては前作とは少々勝手の違う部分も出てきたという。それは堺が今春、菅野美穂との結婚を電撃発表したことである。ある芸能記者が語る。

「ガッキーは人づてに堺さんの結婚の話を聞き、『エーーッ!』と驚きの声を上げ、しばし絶句したそうです。堺さんに尊敬の念とともに、異性としても魅力を感じていたからかも」

 ハイとローが激しく揺れる新垣。第2回放送では視聴率が下がったが、倍返しのまま突っ走ることができるのか──。