子どもから大人まで幅広い人気を誇る“魔法少女もの”の王道「プリキュア」シリーズ/[c]2013 映画ドキドキ!プリキュア製作委員会

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「プリキュア」と「魔法少女まどか☆マギカ」。アニメに興味のない方でも、一度は耳にしたことがあるはずだ。現在のアニメ界における“変身ヒロインもの”の2大タイトルがついに直接対決を果たすことになった!?…というのも、両シリーズの劇場版最新作が10月26日(土)に同日公開を迎えるのだ。

【写真を見る】“魔法少女もの”のイメージを覆すダークな世界観を持つ「まどか☆マギカ」/[c]Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion

「プリキュア」シリーズ最新作『映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス』は、今年2月からテレビ放送中の「ドキドキ!プリキュア」の劇場版で、「美少女戦士セーラームーン」に代表されるヒロインアニメの王道だ。2004年の放送開始以降、ほぼすべてのテレビシリーズが劇場映画化されており、家族連れから“大きいお友達”まで、言わずと知れた絶大な人気を誇ってきた。第26回東京国際映画祭にもラインナップされた今作は、主人公・相田マナ(キュアハート)が過去と未来に飛ばされて大活躍するという内容で、彼女のおばあちゃんとママが着たウェディングドレスにまつわるストーリーが展開される。

一方、「まどか☆マギカ」の最新作『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』は、2011年に一大センセーションを巻き起こしたテレビアニメの映画化第3作。「まどか☆マギカ」はこれまでの“魔法少女もの”のイメージを大きく覆すダークな世界観を持ち、変身することに葛藤する主人公・鹿目まどかがクライマックスまで“変身しない”という、革新的な設定。過去2作はテレビシリーズの総集編だったのに対し、今作は脚本、作画をはじめすべてが完全新作となっており、よりいっそう熱い視線が注がれている。従来のアニメファンはもちろん、知識人や文化人の評判も高かった同作だけに、そのさらに先を描く最新作は見逃せないものになりそうだ。

過去作の興行収入を比べてみると、「まどか☆マギカ」が前後編あわせて10億円を突破したのに対し、「プリキュア」シリーズはコンスタントに8億円〜10億円を記録。その絶対的な安定感を考えると、興行収入の面では『プリキュア』が一歩リードといったところか。だが、もちろん興行収入だけでアニメの魅力を量ることはできない。前述のとおり、「まどか☆マギカ」は普段アニメに触れないような層まで取り込んで一種の社会現象を巻き起こした。その点、カルチャー界全体に与えた衝撃という意味では同作に軍配が上がっている。

いずれにせよ、最新作が同日公開を迎える両作。映画界でも稀な人気ヒロインアニメの直接対決を制するのはどちらの少女たちか、注目したい。【トライワークス】