三越伊勢丹、米FANCYに出店しソーシャルコマース始動「グローバル視野に」

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 三越伊勢丹が10月23日、米国発のソーシャルコマースサービス「FANCY(ファンシー)」に日本から初めて出店したことを発表した。伊勢丹のアカウントを開設し、スタート時はインテリア商品を中心に取り扱いを開始。オンラインショッピングにおけるグローバル化を視野に、今後も展開を広げていくという。

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 「FANCY」は、2012年に米国で設立されたソーシャルコマースサービス。サイトにはキュレーターによって選ばれたファッションやインテリア、ライフスタイル雑貨などの幅広いジャンルの商品が並び、それらが全て販売されている。セレブリティやIT企業経営者、ファッション関係者などから支持を集め、全世界の会員数は約1000万人。2013年春にはFANCY Japanが設立し、日本展開が開始された。

 三越伊勢丹の出店は、「FANCY」の日本における提携第一号。世界展開している「FANCY」を通じて「自社ECでは難しかったグローバルな発信を目指す」(三越伊勢丹・担当者)ため、また「富裕層に強く百貨店との親和性が高い」(同)ことから出店に至ったという。また、ソーシャルコマースの利点として、探して購入するカタログ型のECとは異なり「百貨店の中を歩いて商品に出会う感覚に近い偶然性が、オンラインショッピングの可能性を広げる」(同)と考える。オープン時は、同日から開催されている催事「ISETAN DESIGN WEEK」と連動し、クリエイターや職人の手仕事によるオリジナルプロダクトからタイムレスな名品まで、約70アイテムの販売を開始。今後も日本発のデザインやものづくりを発信するため価値ある商品をセレクトし、アパレル商品やファッション雑貨など商品カテゴリの拡大が計画されている。

■ 伊勢丹公式FANCYアカウント
 http://fancy.com/isetan