豊田通商が、連結子会社の福助と株式交換契約を締結し、同社を完全子会社化すると発表した。効力発生日は12月1日を予定。

福助、豊田通商の完全子会社にの画像を拡大

 創業130年以上の歴史をもつ福助は、レッグウェアやインナーウェアの卸売・小売事業を主力に、アウトレット業態含め全国で40店舗の直営店を展開。2003年6月に民事再生法の適用を申請し経営破綻したが、その後藤巻幸大氏が代表取締役社長に就き(現在は吉野哲氏が着任)、わずか1年半で再建した。2007年5月には、豊田通商と資本・業務提携を締結し、2009年10月に連結子会社化。以降、両社は連携を強め川上から川下まで一貫した事業展開を進めてきたが、他社との競争激化や販売チャネルの多様化に加え、為替変動や生産コストの増加など、インナー・レッグ業界の経営環境は一層厳しさを増していることから、今回の完全子会社化に至ったという。豊田通商では、グループ経営の機動性と柔軟性を高め、より効率的な連結経営体制を構築していきたい考え。