「フルボッコ」にされた美奈子さん(13年8月撮影)

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「痛快!ビッグダディ」(テレビ朝日系)の林下清志さん(48)の元妻・美奈子さん(30)に対するバッシングがネットで鳴りやまない。

2013年4月に出版した自伝「ハダカの美奈子」は30万部を超えるベストセラーになり映画化も決定、7月からは芸能事務所に所属、テレビ番組に引っ張りだこ状態なのだが、なにか胡散臭いし、発言に意味不明な点が多いというのだ。美奈子さんがテレビ番組で「フルボッコにされる」姿を見て溜飲を下げる人が続出している。

「無計画に子供をね、ポンポンポンポン生んできた」

ネットでは今、美奈子さんを叩くために立てられた「美奈子アンチスレ」なるものが多数存在している。とにかく美奈子さんがこれほどまで持て囃されているのがわからない、というのだ。美奈子さんが最近ある番組に出演しボコボコにされたが、「知りたかったこと殆どを質問してくれた」「本性が垣間見れた」と喝さいを浴びている。

13年10月20日に放送されたフジテレビ系「全力教室」でのことだ。美奈子さんはシングルマザーとしての生き方を、同じくシングルマザー20人の前で講義した。

番組ではまず美奈子さんのプロフィールを紹介し、現在6人の子供を育てていて初めて妊娠したのは15歳で、高校は2か月で退学。4歳、2歳、0歳の子供を抱えていた時に離婚したが、生活ができなかったため、別れた夫と3度目の同居をした。その夫はパチスロばかりやっていて、月の生活費は1万円〜2万円しかなかった、などの再現ドラマを流した。

教壇に立った美奈子さんは、自身を「普通のただの主婦」と自己紹介。黒板に「親だからって子供にかっこつけない」と書いた。そして、子供に何か問題があって学校に呼び出されるのが「楽しい、というか嬉しい」、授業参観日でなくても仕事が休みの時は子供に会いに学校に行く。給食費が払えなくて子供に謝った、などと語ったところで、講義を聞いていたシングルマザー達から集中砲火を浴びることになった。

まず、「子供にかっこつけない」の意味が分からないし、シングルマザーはそれ以前に必死になって子供と一緒に生きている、とぶつけた。

子供のことを本当に考えているなら、貧しい生活の中でなぜ5人も子供を産んだのか、子供をたくさん育てる環境ではなかったはずだ、という意見も出た。

美奈子さんは、

「子供がかわいいから」

そしてキレ気味に、

「でも育っているじゃない!」

と返した。これが論争に拍車をかける形となった。シングルマザー達は、

「無計画に子供をね、ポンポンポンポン生んできたとか。何も考えていないことが厳しい生活を招いた!」
「薄っぺらい人だな。何をやってるんだろ、この子は!」

などと発言した。

ビックダディに嫁いだのは「TVで見て、楽しそうだと思った」

また、美奈子さんは子供のために再婚を考えていることを明かした。そして子供にとっては父親と母親がいたほうがいいと思うし、とし、受講生のみなさんも再婚を考えているでしょう?と尋ねると、

「あなたみたいに、コロコロコロコロ(夫が変わる)。私はそういうタイプではない」

と撥ね付けた。

話題は「ビッグダディ」に移り、美奈子さんは子供を5人抱えて貧しかったはずなのに、なぜわざわざ沢山の子供を抱えていて裕福とは言えないビッグダディの元に嫁いだのか、判断がおかしい、と言われた美奈子さんは、

「TVで見て、楽しそうだと思った」

と答えた。これに対し、芸能界に入りたいという希望を持っていたわけだから、ビッグダディの元に行けば芸能界で売れるのではという思惑があったのだろう、とか、自叙伝がベストセラーになっているが、誹謗中傷も書かれているため自分の子供への影響は考えていたか、という質問が矢継ぎ早に飛んだ。そして、

「お金じゃないとか、子供を愛していると言っているけれども、矛盾しているところがある」

と問い詰められると美奈子さんは大粒の涙を零した。

悲しくて泣いたんじゃない(笑)

この番組を見た人たちは、美奈子さんのアンチスレで、

「あ〜おもしろかった。もっとボコボコにしてほしかった。あの馬鹿、まだわかってないみたいだったから」
「普通の主婦がしてることすら出来ないくせに、普通の主婦発言にイラッとした」
「あの人、元旦那にDVされてたとか言ってるけど、あんな口悪くて態度デカい女じゃ、殴りたくなる男の気持ちがわかる気がするわ」

などといったコメントを残している。

美奈子さんは今回の番組について13年10月21日付のブログで、

「言われてることもごもっともだし、悲しくてとか、辛くて泣いたんじゃないからね(笑)」

と綴っている。各家庭には様々な生活があるようにいろんな育児があるから正解や不正解なんてない。自分には自分のやり方があるし、みんなにはみんなのやり方があるから、いいやり方があればどんどん取り入れればいい、と書いている。