ジョブズの言葉はいまでも強い影響力を持つ/[c]2013 The Jobs Film,LLC.

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スティーブ・ジョブズの死から2年が経ち、あらためて彼の生き様が注目を浴びつつある。なかでもジョブズが残した名言の数々は、独特の人生観を端的に表すものとして、人々に勇気を与え続けているのだ。

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特に有名なのが、2005年に米スタンフォード大学の卒業式で祝辞として述べられた「ハングリーであれ。愚かであれ」という言葉だろう。この言葉は、いくつもの失敗を経験しながら成功を掴み取ったジョブズならではの言葉だけに、いまだにその人生とともに紹介される機会が多い。

また、こんな言葉もある。「美しい女性を口説こうとしたとき、ライバルの男がバラの花を10本贈ったとする。ならばと君は15本贈るかい?そう思った時点で君の負けだ」。ライバルと同じベクトルで勝負している限り、本質的な差はつけられない。大事なのは女性が何を望んでいるのかを見極め、本当に欲しいと思うものを贈る、ということだろう。ここにはイノベーションや独創性に関するヒントが隠されている。

そんなジョブズの名言は、11月1日(金)から公開される映画『スティーブ・ジョブズ』の劇中にも多数登場している。そのうち一つを挙げるとすれば、マーケティングに優れた人物をアップルに引き抜きたいと考えたジョブズが、当時ペプシコーラをつくるペプシコ社の社長を務めていたジョン・スカリーに放った次の言葉だ。「このまま一生砂糖水を売り続ける気か?それとも私たちと一緒に世界を変えたいか?」。この強烈な誘い文句をきっかけに、スカリーはアップル入りを決意。それがアップルに大きな影響を与えることになるのは周知の事実だ。

ビジネスに関するものを中心に、人生のヒントを与えてくれるもの、人を説得するためのテクニックなど、あらゆるエッセンスが詰まったジョブズの言葉。ここでは紹介できなかったさらなる名言の数々を、ぜひ劇場で確かめてほしい。【Movie Walker】