9月末の日経平均が1万4000円を回復し、20年移動平均線を上に突破した。

 超長期の移動平均線を上に抜けたということはいよいよ日本株の長期的な上昇が始まるということなのか?

 SMBC日興証券の吉野豊さんは「テクニカルでは、安値圏で出来高が増えることが重要ですが、今回の上昇は12年に底固め後、出来高が株価に先行して増えている。来年の夏場にかけて日経平均で1万7700円、ベストケースだと2万円も視野に入るはずだ。また戦前、戦後と続いてきた60年周期のサイクルから見ても、長期的に日本株は強気で臨める。東京オリンピックが開催される2020年には、日経平均が3万円に到達することもありえる」

 野村證券の谷晶子さんは、移動平均線の向きに着目する。

 「20年移動平均線の突破は、小泉政権時代の上昇局面(07年夏にかけての郵政解散相場)でも叶わなかったこと。89年を起点とする長期的な上値抵抗線もすでに上抜き、10年移動平均線も上向きに転じている。第1段階として、89年12月(3万8915円)〜09年3月(7054円)の下げ幅の3分の1戻しにとどまったとしても、1万7674円まで到達する計算になる」

 では、今後を長期チャートで分析するとどうなるのか?

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