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世間に広く知られるようになった「イクメン」という言葉。厚生労働省は「イクメン」を“子育てを楽しみ、自分も成長する男性のこと”と定義しています。メディアで芸能人のイクメンぶりを取り上げたり、職場で男性が育児休暇を取りやすいような環境を整えたり、と昔に比べると積極的に育児に参加する男性が増えてきているようですが、実際はどうなのか気になるところ。そこで、今回は子どもをお持ちの方を対象に、夫婦間の育児をする割合についてアンケートを実施しました。

■育児をする割合は妻が圧倒的に高い

Q.あなたの家庭では、夫婦間の育児をする割合はどれくらいですか?

夫婦間の育児をする割合を尋ねたところ、「夫:2割/妻:8割」が最も多く、僅差で「夫:3割/妻:7割」が続きました。全体を見ても「夫:3割未満/妻:7割以上」が8割を占め、育児に参加する男性が増えてきたとはいえ、依然として育児をするのは妻が多いということがわかります。
では、育児において夫婦の役割分担はどのようにしているのでしょうか。夫婦それぞれに「育児において自分の役割は何か」について質問してみました。夫と妻に共通して多かったのが「オムツ替え」「子どものための買い物」。「オムツ替え」は毎日のこと、かつ食事などのようにハードルが高くないので、夫が最も参加しやすい育児と言えるかもしれません。また「子どものための買い物」は、妻は毎日の細々とした物を、夫は休日にまとまった大物を、と買う品物に違いがありそうです。
夫と妻のそれぞれ割合の高かった回答を以下にまとめました。

【夫】
・休日のみ子どもと遊ぶ
・子どもとお風呂に入る

【妻】
・育児に関することはすべて
・毎日子どもと遊ぶ
・子どもの料理を作る
・病院へ連れていく

夫の「子どもとお風呂に入る」は、休日だけでなく毎日の役割として答える人が多数。子どもとの貴重なコミュニケーションの場として、お風呂を挙げる人が多いようです。また、夫の「休日のみ子どもと遊ぶ」と妻の「毎日子どもと遊ぶ」は、夫婦で差が出る結果に。外で働くお父さん(夫)にとって、仕事から帰って子どもと遊ぶのは体力的にきついのかもしれませんね。妻の「育児に関することはすべて」に代表されるように、日々の育児のほとんどを妻が担っていることが顕著に出た結果となりました。

■今の役割分担に満足している(していた)人が8割以上

Q.今の役割分担の割合に満足していますか?(もしくは、当時の役割分担に満足していましたか?)
満足している(もしくは、していた)……:82.4%
満足していない(もしくは、していなかった)……:17.6%

育児をする割合は妻の方が高く、夫婦で平等ではなかったものの、その状況に対して「満足している(していた)」という回答が約8割でした。意外な結果と思われるかもしれませんが、うまくまわっているのであれば万事OKと捉える人が多いのかもしれません。ただ、「満足していない(していなかった)」という人の中には以下のような意見が。

・「同じ職場なのに家事、育児はほとんど妻なので、夫4:妻6が理想」(49歳/女性/電力・ガス・石油)
・「専業主婦で育児はほぼ私(妻)の担当。お風呂くらい入れてほしい」(29歳/女性/その他)
・「(自分の時間を一番に考え)子どもペースで育児をしてくれない」(34歳/女性/生保・損保)
・「仕事が忙しくてあまり子どもとかかわる事ができていないから」(31歳/男性/情報・IT)

「満足していない」と回答した人のほとんどは共働きの妻でした。フルタイムで仕事をして夫と同じ土俵にいるはずなのに、家事・育児がすべて妻の負担が妻になるのはおかしいという意見が多数。逆に夫側の意見で、自分の仕事が忙しく育児に協力できていないことを「満足していない」理由に挙げる人もいました。

今回の調査では、イクメンブームとはいえ、まだ育児をする割合は妻が圧倒的に多いということがわかりました。共働きだったり、専業主婦(夫)だったり、夫婦の形はそれぞれ。子育てに対する思いも夫婦それぞれだと思います。お互いにきちんと話し合い、納得の行く形で子どもの成長を見守っていけるといいですね。

【アンケート対象】
調査時期 : 2013年7月22日〜8月7日
調査対象 : マイナビニュース会員(子ども有り限定)
調査対象数 : 348人
調査方法 : 回答者限定ログイン式アンケート