ウールマーク社CEOが来日 ウール消費拡大で「コラボレーションがもっと増えていく」

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 ザ・ウールマーク・カンパニーが、15日からユナイテッドアローズとの長期コラボ企画を立ち上げ、メリノ・ウール訴求活動を開始した。13-15年のマーケティングプランで日本を重要マーケットに位置づけている同社だが、訴求活動と「Tweed Run Tokyo 2013(ツイードラン 東京 2013)」の開催に合わせて、同社最高経営責任者のスチュアート・マカラック氏が来日。今後の戦略について聞いた。

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 牧場の見習い(ジャッカルー)として羊毛産業のキャリアをスタートさせたスチュアート・マカラック氏は、国際ビジネス企画や商品開発マネジメント、マーケティング・セールス戦略立案、戦略的提携の交渉およびコーポレート・コミュニケーションにおいて20年以上のキャリアを持つ人物で2010年に最高経営責任者に抜擢された。

 同社は、ユナイテッドアローズとの長期コラボ企画を立ち上げ、ウールアイテムの販売や店頭ディスプレイ、オリジナル動画を使ったメリノ・ウールの訴求活動を15日から開始。マカラック氏は「ウールの認知度を高めるため、常にパートナーを探している。過去20年間は景気低迷などで苦しい時期が続いてきたが、日本国内でのウールの消費量がここにきて上向きの傾向を示していると実感できている」と、日本国内での消費量が上昇している事から、マーケティングを強化すると説明。今後はさらに「人と予算を投入していく」といい、日本支社長の井上俊哉氏もリテーラーやブランド、デザイナー含めて「コラボレーションがもっと増えていくだろう」と話し今後は積極的にウールブランドを打ち出していくという。

 ザ・ウールマーク・カンパニーは日本国内だけでなくグローバルでのキャンペーンも強化しており、今年3月にはNarciso Rodriguez(ナルシソ・ロドリゲス)、8月にはAlexander Wang(アレキサンダー・ワン)とのパートナーシップを発表。「ヘッドラインを組めるようなデザイナー」(スチュアート・マカラック氏)と協力することでファッションとしてのウールの認知拡大を狙う。