えっ?手洗いよりも、食器洗い機を使った方が節約できる―水道50% 電力28%の節約

写真拡大

自動食器洗い機を使用した方が、手洗いよりも水道・光熱費を節約できるってご存じでしたか? 半信半疑のアナタに独大学の研究結果を紹介しましょう。

独ボン大学がドイツ、イタリア、スウェーデン、イギリス4カ国の200世帯を対象に調査を行ったところ、手洗いよりも自動食器洗い機を使ったときのほうが、水の使用量を 平均で50パーセント、エネルギーを28パーセント削減できる結果がでました。

また、同大学の家電専門のRainer Stamminger 教授は、多くの国で自動食器洗い機が正しく使用されていない事実を指摘し、資源とコストの削減につながる正しい使用方法を次のように紹介しています。

■食器洗い機に入れるまえにゆすがない
最新技術が備わっている現代の食器洗い機と洗剤は、事前にゆすがなくても汚れを落とします。イタリアでは事前にゆすいでいたために、食器洗い機を80回分まわせる水とエネルギーを無駄にしていることが判明。どうしてもゆすぎたい人は、シンクをお湯で一杯にして、全ての食器をつけてから、食器洗い機に入れましょう。

■食器洗い機が一杯になるまで待つ
食器洗い機に入れられるものでも、20〜40パーセントの食器を手洗いする人が多いとか。半分の量でまわすときと比べ、一杯にしてまわせば10回に1回はタダでまわせます。半分でまわしても、使用量とコストは半分になりません。

■高温設定にしない
汚れが落ちない不安と殺菌目的で高温設定にする必要はありません。現代の洗剤は低温でも汚れを落としてくれます。また低温・お急ぎサイクルでも病菌の数は手洗いよりも少ないことが別の研究で判明しています。

■乾燥機能を使わない
米国エネルギー効率経済協議会のJohn Morril氏は、食器洗い機の乾燥プログラムを使わないことをすすめています。乾燥プログラムに入って静かになったら、スイッチをオフ。扉を開けるときに熱い蒸気が出るので、顔を離して開けてください。

世銀のレポートによると、日本の水道代はドイツに比べ約半分以下。 水道代の高い土地で長年研究されてきた水の節約方法を日本でも活かしませんか? 手あれともサヨナラできるかもしれません。

参考:Verbraucher nutzen ihre Spulmaschinen zu ineffizient.
http://www3.uni-bonn.de/Pressemitteilungen/058-2011
Nutzertipps Geschirrspuler.
http://www.thema-energie.de/strom/haushaltsgeraete/geschirrspueler/nutzertipps-geschirrspueler.html