アリス十番 早瀬愛夢 生誕祭より

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10月19日、アリスプロジェクトのアイドルユニット アリス十番の早瀬愛夢さんの生誕祭が秋葉原の常設劇場 P.A.R.M.S(パームス)で行われた。

この日は、早瀬愛夢さんの生誕祭というだけでなく、約1か月ぶりのアリス十番としてのライブ出演ということで会場はいつにもまして熱気を帯びており、客席は愛夢さんのイメージカラーであるオレンジ色のサイリュームで一杯に埋め尽くされていた。

その熱気にこたえるような、アリス十番の熱いパフォーマンスの後の自己紹介では、今日の主役である愛夢さんへの想いをメンバーそれぞれが一言ずつ付け加えた。中には1か月ぶりに愛夢さんと一緒にステージに立てて、既に涙ぐんでいるメンバーも。

「私の元気がないときには、いつも話を聞いてくれます」と涙ぐみながら話したのは、渡辺まありさん。「楽屋でいつも隣にいたのに、最近はいなかったので、戻ってきてくれてうれしいです」と藤崎麻美さん。早瀬愛夢さん本人は「23歳になったけど、気持ちはずっと18歳です」と元気一杯にアピール。「愛夢ちゃんは私の癒しです。元気な姿で帰ってきてくれてうれしいです」と立花あんなさん。「さびしかったけど、また戻ってきてくれて嬉しいです」を涙ながらに話したのは川村虹花さん。「23歳になった瞬間にキスしようとしたら拒否られた」と残念そうに語るのは森カノンさん。「愛夢ちゃんの笑顔が大好きです。戻ってきてくれて、ダンスの練習も一緒にできるようになって嬉しい」と最後にリーダーの桜のどかさんがスピーチした。

自己紹介の後は、再度ライブパフォーマンスが披露され会場の盛り上がりも徐々に最高潮へ。そんな時に楽曲が途中でいきなり止まり、愛夢さん以外のメンバーがうつ伏せの状態で止まったままに。愛夢さんが不安そうにしていると、突然「ハッピーバースデー」の合唱。他のメンバーによるサプライズだ。

合唱のあとは誕生ケーキが登場した。ケーキはスヌーピーをかたどったもので、スヌーピーが大好きな愛夢さんは大感激。そのケーキの鼻の部分を最初に愛夢さんがパクリ。そして他のメンバー達も順番にケーキを少しずつ頬張った。

また、他のメンバーからは近所のコンビニでうまい棒を23本買ってきたとプレゼント。

そしてファンからは大きな花束が進呈され、その他にもヘヴィメタル・フェスティバルであるLOUD PARK(ラウドパーク)のグッズや、ファンそれぞれの写真つきプロフィールの入ったアルバム、メンバー全員分の生誕Tシャツ、そして冬用のパジャマが最後に愛夢さんに贈られた。

そして再びライブパフォーマンスを挟んで最後にアリスプロジェクトの所属メンバーが全員ステージ上へ。その中から代表して、大の仲良しであるというスチームガールズの新矢皐月さんが早瀬愛夢さんへの手紙を読んだ。

「お誕生日おめでとうございます。愛夢さんに出会ってから2年半になりますね。初めて会ったのはぴゅあふる、Prismのライブを吉祥寺CLUB SEATAへ見学に行ったのが始まりでした。私が青森の高校で1年間近く愛夢さんに会えなかった時もずっとブログを読んでいました。愛夢さんがアリス十番として活躍しているのを読んで、すごいな、と思ったり、もう話せない存在になってしまったのか、と不安でした。でも久し振りに再開したとき抱きついてきてくれたりして、すごくうれしくて一生愛夢さんに尽くすと決めました。女の子が集まる世界って怖いことがたくさんあると思っていて、愛夢さんにあえて優しくしてもらえなかったら芸能を続けられなかったかもしれないし、愛夢さんのブログを読まなかったら早くアイドルやりたいと決意できなかったかもしれない。愛夢さんがいなければ今の私はなかったかもしれない。去年は直接、誕生日のお祝いを言えなかったけど今年はこうやった直接言えてうれしいです。これからもずっと私の大切な愛夢さんでいてください」