【図表1】逆指値付通常(OCO)注文を出した画面。1株の買い注文。指値が203円、逆指値は218円以上になると216円に指値が出る設定。指値は板上で訂正できるが逆指値は訂正できない。クリックで

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10月5日に楽天証券のトレードツール「MARKETSPEED」がバージョンアップ(Version12)し、板発注機能「武蔵」が搭載された。板発注機能を使えば、注文が劇的に楽になる。そもそも「板発注」とは、どのような機能か? また「板発注機能」は「MARKETSPEED」だけでなく、多くのネット証券で利用が可能で、各社の「板」には、けっこう違いがあるのだ。

板発注なら注文が劇的にラクになる!

 「板発注」なら1、2秒もあれば発注や価格訂正ができる。デイトレーダーならば使っている人は多いだろう。また、操作自体がシンプルで簡単なので、一般の投資家の方にもおすすめだ。

 そもそも「板(気配板)」とは、指値の買い注文と売り注文の価格ごとの数量が表示された情報を言う。手っ取り早く板そのものを見てもらおう。【図表1】が楽天証券 MARKETSPEEDの板「武蔵」だ。この場合、209円に104株の買い指値注文があり、210円に1万784株の売り指値注文が出ている。

 多くのネット証券では、リアルタイムで自動更新される「板」が見られる。さらに、トレードツールでは、板上で注文の気配情報を見るだけでなく、マウスを使って注文まで可能だ。

 一般的なパターンは注文数を設定しておき、板の該当する価格をマウスでダブルクリック、もしくはドラッグ&ドロップすれば発注される。成行の場合は、板の一番上にある「成行」行のダブルクリックなどで発注される。

 さらに便利なのが、注文訂正も板上でできる点だ。画面上に表示された注文を別の価格にマウスでドラッグ&ドロップするだけでいい。もしも、注文訂正を普通の発注機能で行えば、注文一覧画面を表示し、現在の注文を取り消して、新たに株数、株価などを入力してから発注……といった風にかなり手間がかかる。

 一般的な板発注では、暗証番号の入力や注文確認画面が設定により省略可能だ。マウスの1、2操作程度で注文や訂正ができる。ただし、注文が簡単になれば、注文ミスが出やすくなることも確か。利用する場合には誤発注だけは注意しよう。

楽天証券の「武蔵」を実際に使ってみた

 早速、MARKETSPEEDの「武蔵」を実際に使ってみた。板発注機能は、ネット証券によって若干違いがあり、「武蔵」は現在、現物株と信用取引で利用できるが、先物取引には対応していない。

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