トム・ハンクスが、通訳・戸田奈津子を「ママ」と呼んだ

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第26回東京国際映画祭オープニング作品『キャプテン・フィリップス』(11月29日公開)を引っさげ、トム・ハンクスとポール・グリーングラス監督が来日。台風の影響で延期されていた来日記者会見が、10月18日に東京ミッドタウンホールで開催された。ハンクスは『天使と悪魔』 (09)以来4年ぶり、7度目の来日となり、初回から通訳を務めている戸田奈津子を親しみを込めて「ママ」と呼ぶと、戸田は照れながら大笑いした。

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昨日無事来日し、安倍晋三首相や三谷幸喜監督、役所広司らとグリーンカーペットを歩いた2人。ハンクスは「日本の監督さんや俳優さん、首相にまでお会いすることができた。僕に選挙権はないけど、それは別として、とても楽しかったよ」とリップサービス。

『ボーン』シリーズでお馴染みのポール・グリーングラスは、海上での撮影について「とても大変で、1日12〜14時間かかった。大きな船の上での撮影だったけど、非常に波のうねりを感じ、肉体的にも疲労が蓄積した。でも、幸い、僕は海に強い遺伝子を持っているので大丈夫だった。また、映画製作において、そういう困難はチャンスでもあり、本物のように忠実に再現できたから良かったと思う」。

また、ハンクスが主人公ロバート・ラングドンを演じる「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズの最新作『インフェルノ』が始動したことについてトムは「小説はとても素晴らしいし、作ることは使命だと思っているけど、映画については何も決定していない。まあ、ソニーは喉から手が出るほど欲しいだろうから、パスするようなことはしないと思うけど」とウィットに富んだ受け答えをした。実際に同作はソニー・ピクチャーズ配給の予定だ。

『キャプテン・フィリップス』は、2009年にソマリア海域で起きた人質事件をモチーフにした緊迫感あふれるサスペンス映画。乗組員に代わって海賊の人質となったベテラン船長と海賊との駆け引きを軸に、海軍特殊部隊NAVY SEAL、救出作戦実行チームのスナイパーを巻き込んだスリリングなドラマが展開される。【取材・文/山崎伸子】