増配→株高と毎年増える配当金で節税効果2倍


一度決済した投資枠は二度と使えないNISA。配当のない100万円分の株を10%値上がりした時点で売却すると、節税効果は2万315円。対して、配当利回り2%の100万円分の株を5年間保有した場合、株価が1円も上がらなくても節税効果は同じ2万315円になる。

「そういう意味では、連続増配株こそNISAの定番銘柄。連線3期以上の増配実績を持つ会社は、業績が右肩上がりなので株価が下落するリスクも小さい。損失が発生しにくく、毎年配当金の増額も期待できます」(小川さん)

株主還元重視! 連続増配の高配当利回りの20銘柄

大東建託(東1・1878)
9460円(100株)
配当利回り:3.60%
PER:13.8倍
PBR:3.98倍
決算:3月
賃貸住宅の建築請負が事業の主軸。超低金利や相続税の税率の引き上げで、賃貸住宅経営を検討する地主が増えている。

大和ハウス工業(東1・1925)
1821円(1000株)
配当利回り:2.08%
PER:16.4倍
PBR:1.63倍
決算:3月
コスモスイニシア(旧・リクルートコスモス)を買収し、マンション部門も強化。有利子負債圧縮が進めば、さらに株価上昇か。

NECネッツエスアイ(東1・1973)
2234円(100株)
配当利回り:2.68%
PER:14.2倍
PBR:1.29倍
決算:3月
NEC系の通信工事会社。公共事業の動向と不動産市況が業績を左右する。クラウド化や防災の強化で長期的に需要拡大か。

アコーディア・ゴルフ(東1・2131)
11万1600円(1株)
配当利回り:5.01%
PER:18.6倍
PBR:1.26倍
決算:3月
個人消費回復で客単価の下落にようやく歯止めがかかった。今後は来場者数、単価が上向きそうだ。目標配当性向は驚異の90%。

キリンホールディングス(東1・2503)
1388円(1000株)
配当利回り:2.59%
PER:14.8倍
PBR:1.20倍
決算:12月
ビール以外の飲料や医薬品を拡大中。海外展開にも積極的だ。最低投資額が100万円を超え、株式分割を実施する可能性大。

JT(東1・2914)
3420円(100株)
配当利回り:2.69%
PER:16.4倍
PBR:3.78倍
決算:3月
国内のたばこ離れを踏まえて多角化と海外展開に力を入れ、増収増益を続けてきた。売上高の半分を占める海外では一段と拡大中。

DCMホールディングス(東1・3050)
667円(100株)
配当利回り:2.99%
PER:8.7倍
PBR:0.65倍
決算:2月
ホームセンターの首位。もとは独立していた北海道や四国などの大手が合流し、仕入れなどで低コスト化に成功している。他社買収の余地大。

ニフティ(東2・3828)
12万2000円(1株)
配当利回り:3.27%
PER:9.2倍
PBR:0.96倍
決算:3月
富士通系のネット接続業者。個人会員の減少をクラウドなどの法人向けサービスでカバー。震災前に比べ営業利益率がほぼ倍増。

大塚ホールディングス(東1・4578)
2953円(100株)
配当利回り:2.20%
PER:11.9倍
PBR:1.25倍
決算:3月
今年12月で上場3周年を迎える製薬・食品大手。主力の製薬部門は精神科系が伸びている。海外売上高比率は50%を超え、さらに上昇中。

リソー教育(東1・4714)
709円(100株)
配当利回り:5.35%
PER:16.9倍
PBR:5.93倍
決算:2月
個別指導塾「TOMAS(トーマス)」を展開。月謝は他塾より高めだが、面倒見のよさで高所得層に浸透している。

日立建機(東1・6305)
2085円(100株)
配当利回り:2.39%
PER:12.1倍
PBR:1.24倍
決算:3月
建機国内2位が定位置。国内は復興需要が伸び、海外も資源国を中心に堅調で、円安で高額機種の利益率が大きく向上している。

日産自動車(東1・7201)
1030円(100株)
配当利回り:2.91%
PER:11.0倍
PBR:1.24倍