キャリアを賭けてクレイジーな悪徳警官に扮するジェームズ・マカヴォイ/[c]2013 Lithium Picture Limited

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90年代のサブカルチャーを牽引した『トレインスポッティング』(96)の原作者として知られるアーヴィン・ウェルシュの同名原作を映画化した最新クライム・コメディ『フィルス』(11月16日公開)。“18禁”の過激な内容ながら、本国イギリスでは週末140万ドル(842,167ポンド/1億3000万円)を稼ぎ出し、興行成績2位というスマッシュヒットを記録している本作。現地の映画館には長蛇の列ができ、ポジティブなクチコミがtwitterやfacebookを通じて発信されているが、日本でも当然のことながらR18+指定が。だが、劇中の過激な描写のオンパレードは、それをも上回る(!?)不快さスレスレのブラックジョークに満ちている。

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そもそもタイトルの“FILTH”は、“警察”や“卑猥な言葉”などを指す英国のスラング。そのタイトルが示す通り、ポルノや売春、不倫、コカイン中毒にまみれたスコットランド警察の悪徳警官ブルース・ロバートソンが主人公となる本作は、残忍な日本人留学生殺人事件の捜査を巡る物語だ。

驚くべきはブルースを演じた主演俳優が、『つぐない』(07)や『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)など、ロマンスからメジャーまで幅広く活躍するイケメン俳優、ジェームズ・マカヴォイだということ。日本で初披露された「第6回したまちコメディ映画祭in台東」のプレミア上映時には、彼のファンと思しき女性が多数来場していたが、そのあまりの“ぶっ飛んだ”姿に仰天したのではないだろうか?下卑た笑いを浮かべたまま、コカインを吸い込み、ポルノも真っ青な激しい腰フリを披露しているジェームズ・マカヴォイの姿はそれほど強烈なのだ。ちなみに、映倫がR18+区分に指定した理由として、「大人向きの作品で、極めて刺激の強い様々な性描写、数々の性的台詞、麻薬の使用と陶酔感、男性器の粗いコピー画像がみられる」と発表されている。

そして公開直前の11月、この過激な『フィルス』ワールドを生み出したアーヴィン・ウェルシュとジョン・S・ベアード監督の初来日が決定。イギリスでは神のように崇められている大人気作家の来日で、本作がどのように注目を集めるのか? また劇中の過激シーンが猥褻なのか?アートなのか?ぜひ自身の目で確かめてほしい。【トライワークス】