見た目にはバニラアイスとしか思えない

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赤城乳業は2013年10月29日、人気シリーズ「ガリガリ君リッチ」の新味「クレアおばさんのシチュー味」を発売する。その名の通り、江崎グリコの「クレアおばさんのシチュー」の味をかき氷で再現したという斬新な商品だ。

発売に先がけ、13年10月16日に都内で試食会が行われた。グルメの新商品には目がない記者も、強い好奇心と少しの恐怖心に襲われながら参加してきた。

「ひでぇ!という意見がないのが残念」と言うほどの出来

「ガリガリ君リッチ クレアおばさんのシチュー味」は、赤城乳業が江崎グリコの全面協力のもと開発したシチュー味のアイスキャンディーの中に、シチュー味のかき氷、さらに北海道産のじゃがいもを入れ、隠し味にローストオニオンも使用した、とにかくシチューを極めた一品だ。

パッケージを開くと、きれいな乳白色のアイスバーがお目見えする。見た目には普通のバニラアイスバーのようだ。

おそるおそる一口食べてみると…う、うまい!乳成分の多い濃厚なバニラアイスのような、甘さ控えめの練乳かき氷のような…とにかく、企画の斬新さからは想像できないような、かなり美味しいアイスに仕上がっているのだ。時折口に飛び込んでくるじゃがいもも、存在感はあるがうまくアイスの味とマッチしている。赤城乳業マーケティング部・萩原史雄氏が、「今回『ひでぇ!』という意見がないのがちょっと残念」と冗談めかして言うほどの出来栄えだ。江崎グリコ社員の間でも、「意外とイケるという評判だった」(広告部クリエーティブチーム・玉井博久氏)そうだ。

価格は126円。当たり棒が出ると、「I LOVE(ハートマーク) STEW I LOVE GARI GARI KUN」とプリントされたガリガリ君オリジナルTシャツが当たる。

公式愛称は「ガリおばさん」!?

「ガリガリ君リッチ」シリーズからは12年9月にも「コーンポタージュ味」が発売され「ガリポタ」の愛称で親しまれたが、物珍しさも手伝ってあまりにも「バカ売れ」しすぎ、発売から4日で販売休止されるという異例の事態になっていた(13年3月に販売再開)。

今回もちょっと長めの商品名だが、略し方は「『ガリおばさん』でどうでしょうか」(萩原氏)とのこと。「ガリポタ」発売当時には「レンジで溶かしてスープに」といったアレンジも流行したが、「ガリおばさん」については「公式アレンジメニュー」も存在する。

ガリガリ君をすってかき氷にできるグッズ「おかしなカキ氷 ガリガリ君」(タカラトミーアーツ)などを使って細かく砕き、その上に黒こしょうをかけるというもので、スパイシーな大人の味が楽しめる。ただ、「やはりアイスメーカーなので、普通に食べてもらうのが一番」とも話していた。