監督も“全貌”を知らない映画、カッパーフィールド協力も内容は極秘。

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驚愕のイリュージョンと興奮のアクション映像で、全世界2億3,500万ドル(約235億円)を突破したエンターテインメント大作「グランド・イリュージョン」が、日本でもいよいよ10月25日(金)より公開される。本作は劇中のイリュージョンを実際に行うため、世界的なマジシャンがアイデアを提供、制作に協力したことでも話題だ。

スライハンドマジシャン、脱出アーティスト、メンタリスト、ストリートハスラーというスペシャルな技能を究めた男女4人が、史上最強のスーパーイリュージョニスト・チーム“フォー・ホースメン”を結成し、想像を絶するトリック犯罪を重ねていく本作。劇中に登場する壮大なイリュージョンは観客を魅了し、大胆不敵な金庫破りはそのトリックに騙されること間違いなしだ。

そんな数々のイリュージョンには、デヴィッド・クォン、ジョナサン・レヴィットといった世界屈指のマジシャンや、バラエティ番組「世界まる見え!テレビ特捜部」(日本テレビ系)でも取り上げられ、天才メンタリストと名高いキース・バリーらが協力。その中で、“フォー・ホースメン”たちがラスベガスでショーをしながらパリの銀行強盗を成功させるというマジックについて、“世紀のマジシャン”デヴィッド・カッパーフィールドのショーに着想を得たことを脚本家から聞いたルイ・レテリエ監督は、実際にカッパ―フィールドのショーで驚くような出来事に直面したと語る。

「僕は彼に一言言って握手する程度で十分に満足だったのだけれど、デビッドが映画について聞いてきたんだ。だから僕は、『マジックをもう一度流行らせる大事な映画になると思うよ』と答えたら、彼が『それはいいね。僕にできることはないか?』って聞いてきたんだ。でも相手は何せカッパ―フィールドなので、『いや、ありがたいのだけれど、ギャラは払えないと思うよ』と断ろうとしたら、『タダで手伝ってあげる』と言ってくれたんだ」と、世界を代表するプロマジシャンが思いがけず映画のコンサルタントになるという驚きの秘話を明かした。

カッパ―フィールドは、撮影中は監督やスタッフとほとんどの時間を一緒に過ごし、観客がいる前でのライブショーやカメラがある中でのマジックを行う際に気を付けなければいけないことや、実演の方法などを教えたそう。しかし、誰もが気になるのは、そのトリックの全貌だ。それは監督も同じだったようだが、トリックの全貌を明かしてくれることは決してなかったという。

「僕も身内でしょ? 教えてくれ。とせがんだりしたが、首を縦にふってくれなかったよ。秘密が漏れないようにきっちりガードされていたんだ」と、たとえ監督でもトリックの“種”は明かされなかったようだ。

その甲斐あってか、カッパ―フィールドは「劇中のマジックは本当に素晴らしいものだったと思います。マジックは観客を旅へと連れて行くためのものです。この映画では世界中で最も素晴らしい俳優や、素晴らしい監督・チームたちと夢のような旅に出られるはずです」と、映画全体に秘められたトリックの出来に自信を覗かせている。

また監督は「この映画はいつの時代でも愛されるエンターテインメントなんだ。劇中にトリックの重要なヒントがたくさん隠されているから、途中でトイレに行けないと思うくらい見逃すことができないよ!」と、茶目っ気たっぷりに映画の見どころを語った。

映画「グランド・イリュージョン」は10月25日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー。


☆「グランド・イリュージョン」ストーリー

“フォー・ホースメン”と呼ばれる4人のスーパーイリュージョニストグループ。彼らはラスベガスでショーをしながら遠く離れたパリの銀行から金を奪い、観客を驚かせる。この複雑に計画された不可解な犯罪に当局が動き出す。FBI捜査官のディランとインターポールのアルマは、フォー・ホースメンがもっと大がかりな強盗を行う前に、阻止しようとするが、まったく尻尾をつかめず、捜査陣はマジックの種を暴くことで有名なサディアスという人物に協力を仰ぐ。しかし、イリュージョンのスペシャリストたちが誰よりも上をいっているのは明らかだった…。彼らはどうやって金を盗んだのか?彼らの目的はいったい何なのか?最後のショーが終わるとき、すべてのトリックが暴かれる。