これ誰!? フランスのスーパー美青年がやって来る
 スクリーンに映し出されたその青年に、フランス人たちは「これ誰!?」と色めき立ったといいます。彼は、ほとんど無名の新人、エルンスト・ウンハウワー。彼を抜擢した映画『危険なプロット』(フランソワ・オゾン監督、2012年)は、フランスで120万人を動員し、数々の国際映画祭で賞を受けました。日本では10月19日(土)から公開されます。

 それにしても、最近めずらしい正当派美青年ですよね! エルンスト君は1989年にシェルブールで生まれ、『マンク〜破戒僧〜』などいくつかの映画に出てはいたものの、『危険なプロット』は大抜擢でした(撮影当時21歳)。今年6月の「フランス映画祭2013」で初来日したときには、日本女性たちの目がハートになっていたそうです。

『危険なプロット』で彼が演じたのは、16歳の高校生、クロード。中年の国語教師・ジェルマンは、ある日、クロードの書いた作文に心を掴まれます。クラスメイトとその家族を書いた皮肉な文章に才能を感じとり、小説の個人指導を始めます。

 そのうちに、ジェルマンも、その妻も、またクラスメイトや家族たちも、クロードのミステリアスな魅力に絡め取られていき――。物語は意外な結末を迎えます。

 オゾン監督の『スイミング・プール』のようなサスペンスでもあり、ちょっとウディ・アレンぽいユーモアもある作品でした。

⇒【動画】『危険なプロット』予告はこちら http://joshi-spa.jp/40021



 試写を見たところ、映画自体もすごく面白いのですが、とにかく目はエルンスト君に釘づけ。しかもフランス映画には珍しい制服姿です(かの国の学校は私服が多いですから)。最初からいきなり、裸の彼が制服を着るサービスシーン。また、クラスメイトの母――彼の作文では「中産階級の女」―との、妄想とも現実ともつかないラブシーン。アラフォー主婦と高校男児ですよ?

 エルンスト君を抜擢した理由について、オゾン監督はこう言っています。

「僕はキャスティング中にエルンストに注目し、いくつかスクリーンテストをやった。そして、彼がキャラクターに似ていると感じたんだ。美男子だが、彼の美しさはミステリアスで、心の痛みと不穏さが漂う。彼は撮影時に21歳だったけれど、まだ10代に見えるし、完ぺきだった」

 エルンスト君自身も、「クロードと僕自身が似ていることに驚いた」と言います。

「今回は僕にとって初めての大役だから、10代の頃や、離れたくてたまらなかった学校時代に戻って自分を見つめ直すのは、とても不安だったよ」。

 美青年は往々にして、年齢と共に崩れたり激太りするもの。もうじき24歳になるエルンスト君は美形のままだそうですが、早いうちに堪能しておくほうがいいかもしれませんよ。

●『危険なプロット』公式サイト http://www.dangerousplot.com/
10月19日(土)〜 ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国公開/配給:キノフィルムズ
<TEXT/女子SPA!編集部 PHOTO/(C)2012 Mandarin Cinema - Mars Films - France 2 Cinema -Foz>