バリ島の生活にガソリンは欠かせない。値上げ前日の駆け込み給油もあったとか【撮影/アピ・マガジン編集部】

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バリ島の日本語フリーペーパー「アピ・マガジン」のアラサー女性編集者たちがリレー形式で、リアルなバリ情報をお届けします。今回は、今年6月に実施されたガソリン値上げが及ぼしつつある影響について。自身は車やバイクには乗らないコロさんだが、日々の生活のなかで、じわりじわりとその影響を感じているという。

 バリ島を含め、インドネシアで現在最もホットな話題。それは"ガソリン値上げ"。今年6月22日、レギュラーで1リットルあたり4500ルピア(約45円)から6500ルピア(約65円)へ、軽油で1リットルあたり4500ルピア(約45円)から5500ルピア(約55円)と、1.2〜1.4倍の価格に引き上げられた。

燃料補助金が財政を圧迫?

 なぜガソリン値上げは敢行されたのか? これまでインドネシア政府は燃料補助金なるものを石油会社に支給し、そのためガソリンの価格が低く抑えられていた。この補助金が財政を圧迫しているため、どうしても削減したかったというのが政府の言い分。

 ガソリン値上げはずいぶん前から叫ばれていたらしいが、毎回大規模なデモが起こり阻まれていたとのこと。一説によると、ガソリン値上げを試みる政治家は政治生命の失墜を覚悟しなければならないほどだ、とか。

 来年7月に大統領選挙を控えているにもかかわらず、ユドヨノ大統領のこの勇断。強行に進められた国策かと思いきや、貧困層には月15万ルピア(約1500円)の補助金支給を決定した。そのため、大統領選挙へのガス抜きの意味を含めた付け焼き刃政策という声もあがっているが、この補助予算(約9兆ルピア=約100億円)を費やすほうが燃料補助金をそのままにするよりマシだという見解らしい。

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