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新日鐵住金はこのほど、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」に、同社の開発した鉄道車両用動揺防止制御装置(アクティブサスペンション)が採用されたことを明らかにした。九州の鉄道としては初の採用となる。

アクティブサスペンションは鉄道車両の横揺れを低減させる装置。車体に備えられたセンサーで車体の振動を検知し、逆方向の力をアクチュエーターから発生させ、振動を打ち消すようにコンピュータで制御するしくみに。

「ななつ星 in 九州」では、このアクティブサスペンションが1号車(ラウンジカー)と7号車(DXスイート)に搭載されるという。空圧式のアクティブサスペンションは2001年、営業車として世界で初めて東北新幹線E2系に搭載されて以来、秋田新幹線・山形新幹線E3系のほか、JR東日本、京成電鉄、小田急電鉄の在来線特急車に採用され、最近では近畿日本鉄道の観光特急「しまかぜ」にも搭載。ワンランク上の乗り心地を提供する優れた振動制御装置として、各鉄道事業者から高く評価されている。

今後は2015年春に長野〜金沢間が開業する予定の北陸新幹線をはじめ、JR東日本・JR西日本の新型車両でも採用が決定しているとのこと。

(佐々木康弘)