日経平均の日足チャート(6カ月)。緑が5日、赤が25日、青が75日の移動平均線(出所:株マップ)

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 米国の債務上限引き上げや政府機関の再開めぐる協議については、日本時間15日10時時点では、最終決着はしていません。

 しかし、9日に、オバマ米大統領が米下院で多数を握る共和党の指導部と10日に協議する予定と伝わったあたりから、米株式市場はフライング気味に上昇を始めました。そして、共和党が10日、連邦債務の上限引き上げを一時的ながら容認する方針を示しました。

合意段階で上昇は一旦終わる

 このように、これまで強硬だった共和党の態度が軟化しつつあるため、債務上限引き上げや政府機関再開めぐる協議について、なんらかの政治的な妥協が図られる可能性が高いとの見方が一段と強まっています。

 さらに、オバマ米大統領が米東部時間の14日午後3時から米与野党の上下両院トップと会談すると報じられました。ただし、上院の妥協案の協議結果を待つため、その会合は延期されました。民主党のリード上院院内総務は「今週中に妥当な合意に達すると、われわれは楽観視している」と述べたと伝わっており、おそらく、17日前後には政治的な妥協が図られるでしょう。

 しかしながら、NYダウは9日から14日まで4日続伸しており、また、日経平均も8日から11日まで4日続伸してます。フライング気味に合意を織り込み上昇しているため、合意がなされた段階では、目先の好材料出尽くしとなる公算が大きそうです。

 いわゆる、「Buy the rumor, Sell the fact」ですね。

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