中国メディア・新民網は13日、中国出身のバスケットボール選手が日本やヨーロッパに続々と帰化し、人材流失が止まらない状況であるとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・新民網は13日、中国出身のバスケットボール選手が日本やヨーロッパに続々と帰化し、人材流失が止まらない状況であるとする記事を掲載した。

 記事は、中国・天津市で開催中の東アジア競技大会の女子バスケットボールで、日本代表の王新朝喜(おうあさこ)選手が活躍を見せたことを紹介。高身長の王選手の加入により戦力がより強くなったとする日本代表監督のコメントを伝えた。その一方、王選手は天津に故郷があり今年8月に日本国籍を取得した帰化選手であるとした。

 また、王選手のほかにも川村李沙選手や天津希選手、杉山美由希選手などこの数年で複数の中国出身女子バスケットボール選手が日本に帰化したと紹介。その背景には、中国国内の競技環境や収入が魅力的でないこと、中国では代表になれる可能性が低い選手でも日本では代表になれることがあるとした。

 記事はさらに、もともと中国の協会の管理下に置かれていた選手が帰化した場合は日本代表になれないが、王選手は中学卒業後から日本に渡ったことで中国協会の管理下にない「自由の身」であったことを指摘。女子は主に日本に、男子は主にスペインに王選手のような新しいタイプの帰化選手が流出する状況について、中国協会が管理を強化しなければ食い止めることはできないとする専門家の意見を紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)