ガレージから始まったアップル社の初期メンバーがスクリーンに蘇る!/[c]2013 The Jobs Film,LLC.

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世界を変えた企業、アップル社を創設した男の半生を描き、ありのままの素顔とアイディアの源泉を浮き彫りにした映画『スティーブ・ジョブズ』(11月1日公開)。この作品で話題となっているのが、ジョブズ役のアシュトン・カッチャーを筆頭に、主要キャストが実在のアップル社員と瓜二つという点だ。

【写真を見る】ジョブズとジョナサン・アイブが出会う感動的なシーンも!/[c]2013 The Jobs Film,LLC.

伝記的な要素を含んだ作品の場合、肝心のルックスが本人とかけ離れていて興ざめしてしまうケースも少なくない。その点、『スティーブ・ジョブズ』は安心して鑑賞することができるはずだ。というのも、主演のアシュトン・カッチャーは、かねてから若い頃のジョブズにそっくりと評判の俳優。さらに、ジョブズの果実食主義(果物しか食べない食生活)を実践し、身体を壊してしまうほど、役づくりにも余念がない。その激似っぷりは誰もが認めるところで、「ジョブズをスクリーンに甦らせた!」と興奮気味に語るメディアも多い。

だが、そっくりなのはジョブズだけではない。会社初の大ヒット製品「Apple II」をほぼひとりで完成させたスティーブ・ウォズニアックや、巨額の出資でアップルの法人化を助けたマイク・マークラ、同社の核とも言えるデザイン部門を統括するジョナサン・アイブなど、いずれも当時と瓜二つの姿で登場。さらには、ダニエル・コトキ、ビル・アトキンソン、クリス・エスピノーザといった知る人ぞ知る社員たちまで、とにかく本人そっくりなのだ。映画のエンドロールでは、本物とキャストの写真が並べられ、いかに似ているかが強調されているので、ぜひチェックしてみてほしい。

ストーリーの再現性や細かな演出と同時に、俳優のルックスに対するこだわりが強く感じられる本作。それは、価格や性能だけでなく、デザインを最重要視するアップル製品と通じるところかもしれない。演技派俳優たちが生き生きと甦らせた現代の偉人たちに注目だ。【Movie Walker】