ヴェルサーチはダイアナが実際に着用したブルーのワンショルダードレスを提供/[c]2013 Caught in Flight Films Limited.All Rights Reserved

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金髪碧眼、スラリと長身で抜群の脚線美を誇ったダイアナ元妃は、優美なファッション・アイコンとしても有名だったことは広く知られているだろう。20歳での結婚当初こそ、内気な少女の面影を残したダサめの“お人形さん”スタイルだったが、王室での激動の日々が彼女の意識を大きく改革。病院慰問は明るくカラフルなテイストで。夫の不倫を告白する日は、挑発の黒で大胆に。計算ずくの洗練された装いで、世界を魅了するようになったのだ。

【写真を見る】ブルーのワンショルダードレスをまとい、シドニーのチャリティ・イベントに出席したダイアナ元妃(本人画像)/写真:SPLASH/アフロ

ナオミ・ワッツ主演の『ダイアナ』(10月18日公開)は、そんな彼女の離婚後の姿を追った1本。すでにファッションで心情を語るすべを確立していた時代の物語だけに、人々の記憶に刻まれた“いわく付き”の服が劇中に多数登場するのだ。なかでもヴェルサーチが手掛けたロイヤルブルーのワンショルダードレス、ジャック・アザグリーによるアイスブルーのミニドレス、それと同じようなデザインでスカート丈をのばした黒のロングドレスの3着は、実際にダイアナ元妃が身にまとったもの。“英国の薔薇”に愛されたデザイナーとして、ヴェルサーチもアザグリーも貸与依頼に快く応じたとか。

さらに靴はジミーチュウ、ジュエリーはショパールが協力しており、その艶やかさはまさに目の保養といえそう。また、地雷廃絶運動中のカジュアルな服装や、プライベートな部屋着なども再現しており、ダイアナ元妃の生の感情が衣装からも迫って来るのもポイント。ぜひ劇中でこれらのファッション・チェックをしながら作品世界を堪能してほしい。【Movie Walker】