<シーズン9フェザー級T準決勝/5分3R>
パトリシオ・フレイレ(ブラジル)
Def.3-0:30-27. 30-27, 30-27
ファブリシオ・グェレーロ(ブラジル)

大きく踏み込んで右ストレートを放ったグェレーロ。掻い潜って組みついたフレイレは、長身を生かして脇を差し小外刈りを狙ったグェレーロを内股で切り返し、トップを奪取。ハーフから虎視眈々とキムラを仕掛け、マウントへ。腰を押して立ち上がったグェレーロは、ここでも小外刈りを仕掛けるが、ヒザを受けて姿勢を崩す。ダブルレッグからバックに回ったフレイレに対し、グェレーロが前転から足関節を狙う。

足を引抜いてマウントを取ったフレイレ、グェレーロは腰を引いてガードに戻すが、パウンドを受ける。残り15秒、蹴り上げから立ち上がったグェレーロとの距離を詰めたフレイレだが、逆にケージに押し込まれた形で優勢の1Rを戦い終えた。2R、左ストレートから組みついてテイクダウンを仕掛けたグェレーロ。フレイレは尻餅をつきながら、スイープの要領で立ち上がるとバックへ。そのままテイクダウンし立ち上がり際にヒザを入れる。フレイレのシングルからダブルを切ったグェレーロ、ケージ際の攻防にはブレイクが掛かる。

打撃戦になるとグェレーロは左ハイを見せるが、フレイレはここでも組みついてドライブ。フェンスにグェレーロを押し込み、頭をつけたフレイレが細かいフックを打ち込む。アッパーも受けたグェレーロが体を入れ替えるが、フレイレが態勢を再度変えたところで、またもブレイクを命じられる。左を打ち込んで、右に回るフレイレは、踏み込みの大きさでリーチの差を埋める打撃戦を展開。右ストレートで姿勢を乱したグェレーロ、すぐに立ち上がるとスピニングバックフィストを放つ。これをかわしたフレイレは、組んでバックに回るとテイクダウン。直後に2Rが終了した。

最終回、グェレーロの左ジャブをかわし、右ストレートを伸ばすフレイレだが、組まれてテイクダウンを取られる。直後にスイープの仕掛けから、同体で立ち上がりテイクダウンを奪い返したフレイレはパスからマウントを狙う。足を一本入れたグェレーロは、脇を差して潜りたいが、フレイレは抜群の反応を見せ、すぐに胸を合わす。インサイドハーフから、左足をボディに入れるフレイレ。蹴り上げを嫌がり、距離を取ると立ち上がったグェレーロのバックに回り込む。ヒザを入れ、胸を合わせてダブルレッグからスラムで、フレイレは勝利を決定づけるテイクダウンに成功する。

クローズドガードでパンチを受けるグェレーロ。フレイレは頭を固めてハーフ、そのまま脇差しパスへ。ケージを背にして立ち上がったグェレーロは、反撃の機会が訪れないまま残り40秒に。スタンドに戻り、思い切り右フック、左アッパーを振るうグェレーロだが、余りにも振りが大きい。残り10秒、余裕で組みついたフレイレが、ダブルレッグを仕掛けたところでタイムアップに。フレイレが手の打ちを見せ切ることもない試合展開で、グェレーロからフルマークの判定勝ちを決めた。

「ジムでハードワークを続けた。とてもハッピーだ」と語ったフレイレ、3度目のトーナメント決勝戦進出を決めた。ここでウィルコックスがケージに入り、「タフ・ファイターだ」と拳を合わせ、フェイスオフでベラトール103を締めくくった。