「3ステップオーラルケア」のほうが、約2倍健康な歯肉の持ち主が多い

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一般財団法人「日本口腔保健協会」は、このほど群馬県で開かれた第56回秋季日本歯周病学会学術大会でのセミナーで、「歯肉の健康状態に対する調査」の発表をおこなった。

それによると、歯みがきを1日2回以上行うことを習慣としている一般男性1万5545人を対象に、「ブラッシングのみ」のグループと「ブラッシング・フロッシング・マウスウォッシングの3ステップオーラルケア」を実施しているグループとに分けて歯肉の健康状態をチェックしたところ、「3ステップオーラルケア」を日常的に行っているグループのほうが、約2倍の割合で健康な歯肉の持ち主が多いことがわかった。

「口腔全体のケア」に注目

「フロッシング」とは、歯間部清掃器具を使うケアを指す。また、殺菌作用のある洗口液などで口をゆすぐのが「マウスウォッシング」だ。

口の中のさまざまなトラブル、歯周病や口臭、ネバつき、歯石などの原因の一つとしては、「バイオフィルム」があげられる。口の中に存在する数えきれない種類の細菌の塊で、ネバネバのフィルム状のバリアを張り、病原体や細菌と戦う免疫機能を寄せ付けず、低下させる。そのため、放っておくとどんどんと栄養素を取り込んで大きくなる。

最近の研究では、1日2回のブラッシングでは、歯面に付着した「バイオフィルム」の3割程度しか除去することができないことも明らかになっている。「バイオフィルム」は、歯間や舌、歯周ポケットなど多くの部分にも残る。今回、2013年9月22日に公表された調査結果で、口内殺菌を含む「3ステップオーラルケア」による口腔全体のケアの必要性が確認された形だ。

こうした「バイオフィルム」や有効なケアについては、マウスウォッシュ製品ブランド、リステリンのWebサイト(http://www.listerine-jp.com/biofilm/biofilm.html)などで詳しく紹介されている。