[其ノ一 株ランキング編]絶好調のIPO株で儲けるための3条件
IPO株は、新規公開株式の売り出し抽選に当たれば大儲けは確実。では、市場で初値がついた後に売買するセカンダリー投資で儲けるには?


セカンダリーでは「初値〉公開価格」のアプリ&バイオ系を順張り

アベノミクスの追い風を受けて、今年はIPO株が大盛況です。あのLINEが上場するという噂話も出るなど、今後もIPO株が増えるのは確実。そこで、IPO株の売買代金ランキングをもとに、投資のコツを探ってみましょう。

今年のような好相場では、IPOの抽選に当たれば、ほぼ100%儲かると言っても過言ではありません。ただし、上場後の株価が初値を上回って上昇している銘柄は、ランキングの中でもクリーム色に色分けした6銘柄のみ。IPO株のセカンダリー投資で儲けるには、まず初値が公開価格を上回っていることが必要といえます。公開価格を上回ることができないような株は、公募で購入した投資家や大株主の売り圧力が根強く、株価上昇は望み薄です。

IPO株を頻繁に売買しているのは個人投資家。つまり、個人に人気がないIPO株は初値以降、なかなか高値をつけることができません。そのため、ネット証券が発表する売買高ランキングに顔を出すような人気株だけを狙うべき。現状では、IPO株の売買代金ランキングの上位はバイオ系やIT、ネット系がほとんど。なかでも、LINEのようなアプリ関連が有望です。

IPO株の場合、公開価格の何倍もの初値がつくと「高すぎて怖い」と考えがちですが、公開価格と初値のカイ離率が高いほうが有望。高値を怖がらずに順張り買いして、欲張らずに短期売買に徹するのが儲けるための極意です。松井証券の一般信用を使えば、資金効率よく上場初日からIPO株を信用買いできるので使いこなしましょう。

直近IPO株の投資ポイント

?公開価格より初値が高い銘柄を狙う!
?業態がトレンドに乗っているか?(IT、特にアプリ系かバイオが人気)
?基本は、順張りで比較的短期投資に徹すること

1月以降のIPO株・売買代金ランキング・ベスト15

1位 サントリー食品(東1・2587)
1日当たり売買代金:167.76億円
公開価格:3100円
初値:3120円
高値:3785円
安値:3110円
直近株価:3550円
初値までの上昇率:1%
直近株価までの上昇率:15%

2位 リプロセル(JQ・4978)
1日当たり売買代金:166.32億円
公開価格:3200円
初値:1万7800円
高値:1万8610円
安値:7900円
直近株価:9700円
初値までの上昇率:456%
直近株価までの上昇率:203%

3位 ペプチドリーム(東マ・4587)
1日当たり売買代金:109.30億円
公開価格:2500円
初値:7900円
高値:1万3700円
安値:5870円
直近株価:7880円
初値までの上昇率:216%
直近株価までの上昇率:215%

4位 オークファン(東マ・3674)
1日当たり売買代金:71.80億円
公開価格:2600円
初値:1万480円
高値:3万2350円
安値:6990円
直近株価:1万4020円
初値までの上昇率:303%
直近株価までの上昇率:439%

5位 オルトプラス(東マ・3672)
1日当たり売買代金:29.95億円
公開価格:1500円
初値:4015円
高値:1万6570円
安値:2702円
直近株価:4380円
初値までの上昇率:168%
直近株価までの上昇率:192%

6位 野村不動産MF(東証・3285)
1日当たり売買代金:25.36億円
公開価格:10万円
初値:9万6700円
高値:10万1600円
安値:8万9300円
直近株価:9万6400円
初値までの上昇率:−3%
直近株価までの上昇率:−4%

7位 メドレックス(東マ・4586)
1日当たり売買代金:20.54億円
公開価格:1000円
初値:2200円
高値:7500円
安値:2000円
直近株価:2720円
初値までの上昇率:120%
直近株価までの上昇率:172%