──サブミッション・グラップリングだけの戦績でいえば、ADCCでも世界を取っているマイアに分があるように感じるけど、実際のところジェイクの2005年のADCC世界大会での活躍は非常に印象に残っているよ。

「僕もデミアン・マイアも、揃って最高の柔術家だ。彼もずっと長い間、自分が極められるかもしれないという心配なしにMMAを戦ってきたに違いない。MMAは何が起こるかは分からない。でも、極められるという意識は僕も彼も持たずに戦ってきた。彼のような相手と戦うと、少しのミスでトライアングルや腕十字に捉えられるか、バックを許すことになる。サブミッションに対する認識が変わる試合になる。僕はエド・ハーマン戦で過ちを犯した。サスペンションもとても短いものだったけど、もう、あんな過ちは犯さない。これぐらいの罰則期間で済んだ幸運をしっかりと生かさないといけないと思っているんだ」

──ブラジルではこの試合の注目度はより高く、現地の放送局が二人に交互にインタビューをしていたね。

「正直、驚いたよ。どうも、マイアはブラジルではメジャーな存在のようだね。マイアはとても尊敬できて、謙虚な人間だ。だから、僕も礼儀正しく、彼をリスペクトしている受答えをした。ちょっとアメリカン柔術とブラジリアン柔術の対決を煽ったんだけど、彼はとてもプロフェッショナルな対応をしていたよ」

──最後に何かファンに一言あるかい?

「過去にないぐらいモチベーションも高まり、体調もいい。凄くリフレッシュできた。デミアン・マイアを倒したという実績を作り、またタイトル戦線にカムバックしたいと思っている」

■UFN29「Maia vs Shields」対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
デミアン・マイア(ブラジル/4位)
ジェイク・シールズ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
エリック・シウバ(ブラジル)
キム・ドンヒョン(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
チアゴ・シウバ(ブラジル)
マット・ハミル(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ファビオ・マルドナード(ブラジル)
ジョーイ・ベルトラン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ホジマール・トキーニョ・パリャレス(ブラジル)
マイク・ピアース(米国)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン(ブラジル/5位)
TJ・ディラショー(米国/9位)

<ウェルター級/5分3R>
イルデマウ・アルカンタラ(ブラジル)
イゴール・アラウージョ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ヤン・カブラル(ブラジル)
デビッド・ミッチェル(米国)

<フライ級/5分3R>
イリアーディ・サントス(ブラジル)
クリス・カリアソ(米国/8位)

<ライト級/5分3R>
アラン・パトリック(ブラジル)
ギャレット・ホワイトリー(米国)