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ドワンゴと日本将棋連盟は東京・六本木のニコファーレにて7日、「第3回 将棋電王戦」出場棋士発表会を開催した。

発表会には日本将棋連盟会長・谷川浩司九段、日本将棋連盟理事・片上大輔六段、ドワンゴの川上量生会長が登壇。早速公開された新たなPVの中で、すでに発表されている屋敷伸之九段に続き、菅井竜也五段、森下卓九段、佐藤紳哉六段、豊島将之七段の出場が発表され、これで「第3回 将棋電王戦」に出場するプロ棋士5名が出そろった。

菅井ノートや振り飛車党で知られる菅井五段は「いい将棋が指せたらノートに加えたい。勝敗にこだわっていきたいと思っています」と豊富を述べるとともに「振り飛車で勝負したい」と宣言。続く佐藤六段は「今回は笑いよりも勝負で観せたいと思います。そう言っておいて何かするかもしれないですけど……」と含みのあるコメントで会場を沸かせ、豊島七段は「(第2回 将棋電王戦で)船江五段の戦いぶりを見て、自分も強くなれればと思い、出場を決意しました。すでにソフトを借りて自宅でやっています」と準備に抜かりない様子。森下九段は「最近解説をする側が多いので、(久々に)解説をされる側に立ってみたいと思いまして。発表会の時点で、大変緊張しております」と語り、屋敷九段は「今回5人が発表になり、非常に心強いパートナーだなと。団体戦として非常に楽しみにしています」と期待を寄せていた。

また、「第3回 将棋電王戦」に新たなルールが追加され、持ち時間はプロ棋士、コンピュータそれぞれ5時間のチェスクロック方式となり、消費後は1分将棋に。さらに、休憩を正午〜13時までの昼食休憩と、17時〜17時30分までの夕食休憩の二回設けることが発表された。なお、川上会長は、前回の発表会で出場棋士をすべて発表できなかった理由について「発表できなかったのはドワンゴ側の理由。煽り映像(PV)が間に合わなかったからです」と付け加えている。また、谷川会長は「今回の5人の棋士は今から準備をしていて、前向きに戦っていこうという姿勢が感じられます。改めて頼もしいと思いました」と、今回の5人について話した。

「第3回 将棋電王戦」は、第2回と同様に、プロ棋士とコンピュータ将棋ソフトによる5対5の団体戦形式で対局が行われる。出場ソフトは主催者側が用意する統一のハードウェア(ハイスペックPC・GALLERIA)を使用。また、第2回ではソフトをプロ棋士に提供するかどうかは開発者の意思に任されており、本番までに改良を加えるのは自由だったが、第3回ではプロ棋士側に本番と同じソフトおよびハードで事前に練習対局できる環境が用意される。

そして、11月には「第3回 将棋電王戦」出場のコンピュータ将棋ソフトを選出する「将棋電王トーナメント」を開催されるが、今回の会見で「将棋電王トーナメント」に出場する23のソフトも発表。この中から「第3回 将棋電王戦」に出場するソフトが決定する。