市民ランナー・中島彩の「続・東京マラソンへの道」

 みなさん、こんにちは! 『走るフリーアナウンサー』の中島彩です。ランニングやマラソンは、男女関係なく楽しめる素敵なスポーツ! しかし男性ランナーに比べて、まだ女性ランナーの数が少ないのが現状です。私がこれまで参加してきたマラソン大会でも、だいたい男女比は8:2の割合でした。身長の高い男性ランナーに囲まれ、スタートして男性陣にどんどん追い抜かれると、「あぁ、まだまだ女性ランナーって少ないなぁ」と感じます。ところが最近、女性ランナーに優しいスポットが増えてきているんですよ! というわけで今回のテーマは、「RUN×レディース」。もっと女性の方にランニングの魅力を知ってもらえれば嬉しいです!

☆女性専用のランステーションは快適!

 少しずつ女性ランナーが増えてきたことで、女性に優しいサービスを提供してくれる場所も増えてきたように感じます。まず実感したのは、ランニングステーション――通称「ランステ」です! ランニングするためにウェアに着替える更衣室と、荷物を預けておけるロッカー、そしてランニング後の汗を流せるシャワーが完備されているのですが、以前は男女共同の施設ばかりでした。しかし最近、女性だけが利用できるランステが続々と誕生しているのです! 施設の中を見てみると、ゆっくりメイクアップできるスペースがあったり、その場でダイエット食品を購入できたり......。これなら思わず、長居したくなりますね!

 また、スポーツブランドが展開するお洒落なランニングウェアも、バリエーションがより豊かになったと思います。「真っピンク」のウェアなんて、女性ランナーの心をワシづかみしそう! まぁ、私がピンク好きだからかもしれませんが......(笑)。可愛い→着たい→見せたい→走る。女性にとって、この思考回路は間違いなくあると思います。さらに、走る→他のランナーのウェアに目が止まる→また新しいウェアが欲しくなる!ということも(笑)。以前のコラム(「私をウェア購入に走らせた衝撃の出来事」参照)にも書きましたが、可愛いウェアを着ると、どんどん走りたくなります。また、ランニングウェアだからこそ、派手なものでも堂々と着られるんだなぁと思いました!

 加えて最近は、いろんな女性誌でランニング企画が特集されるようになったと思います。「キレイになるランニング法」など、美と健康をミックスした企画が人気みたいです。女性誌から発生した流行語「美ジョガー」も、今では定着した感がありますよね。徐々にいろんなところで女性ランニング人気が高まってきたので、とても嬉しいです!

☆「お・も・て・な・し」の女性マラソン大会!?

 女性に始まり、女性で終わる――。女性ランナー中心の大会といえば、毎年3月の第2日曜に開催される「名古屋ウィメンズマラソン」があります。2年前、当時東海テレビ放送に所属していた私は、番組企画で第1回大会に出場しました。そして猛練習の結果、無事に完走することができ、その魅力に取りつかれた私はその後、「マラソンライフ」の日々を送るようになったのです。

 ただ、全国的に見ると、女性だけのマラソン大会はそれほど多くありません。「もっと増えればいいのに......」と思うのですが、マラソン大会運営に詳しい人に聞くと、女性ランナーだけを集めるのは大変なんだそうです。また、知り合いの女性ランナーに聞いてみると、「レース後にシャワーを浴びられない」「日曜開催では翌日の家事や育児に影響が......」「日焼けをしたくない」という、女性特有の悩みがあって参加を躊躇(ちゅうちょ)するそうです。

 しかし、そんな悩みを解決してくれる大会がありました! それが、「Run Girl★Night」というマラソン大会です。初めて参加したので、その模様を紹介したいと思います!

 9月7日、東京・お台場で行なわれた「Run Girl★Night」は、今年で4回目。今回は1000人もの女性ランナーが参加していました。周囲を見渡すと、みんなランニングウェアが派手(笑)! そのおかげで会場はとっても華やかでした! また、この大会がすごいと思ったのは、「女性の悩み」をすべて解決してくれている点です。会場近くにはシャワーや温泉施設があり、週休2日制の人なら特に嬉しい、翌日も休める土曜日開催(マラソン大会は日曜日開催が多いのです)。そして夕方スタートなので日焼けの心配なし! こんなにも女性の立場になって開催された大会は、初めての経験です。

 今回、5キロコースと10キロコースを選ぶことができたので、私は10キロに参加。そして驚いたのは、参加賞の充実っぷりです! サンダルにブレスレット、そしてウェストポーチと、女性好みのグッズを両手いっぱいにもらえましたよ。そしてレース中の給食は、なんと「ぶどう」だったんです! マラソン大会の給食といえば、「バナナ」のイメージが強かったので、あまりにも可愛いチョイスに衝撃を受けました。さらにマラソン大会後には、アフターパーティとしてランニングウェアのファッションショーが開催! 斬新なアイディアの数々に、私も興奮しました!

 大会実行委員会の方に話を聞いてみると、「マラソン大会へのハードルが高いと感じる女性に、楽しさを知ってもらいたい」という思いから、このような大会を始めたのこと。そんな女性への『お・も・て・な・し』精神が、この大会を支えているんですね!

 あと、女性だけのマラソン大会を走ってみて、「いい雰囲気だな」と思ったのは、多くの男性がボランティアや応援として参加していたことです。男性も一緒になって女性ランナー限定の大会を作っていることに、とても心温まる想いがしました。女性だけの「名古屋ウィメンズマラソン」でランニングに出会い、今回の女性だけの大会に参加して、私はもっと女性ランナーと一緒に走りたいと思いました!

【今週のRUN日記】

9月28日(土) 休足日
9月29日(日) 休足日
9月30日(月) 休足日
10月1日(火) 休足日
10月2日(水) 5キロ @目黒
10月3日(木) 休足日
10月4日(金) 8キロ @目黒

 今週の走行距離は、13キロ。実は最近、貧血気味だったので、走ることを控えて体調管理に務めました。ただ、休んでいる間にストレッチをし、ランニング本を読んでいると、「早く走りたいなぁ」とウズウズとした気持ちに......。しかし、我慢は大切です! みなさんも休むことを忘れないでくださいね!

 LET'S RUN WITH ME!!

 今日までの練習の様子は、ブログをチェックしてください!→中島彩オフィシャルブログ「走ろう!彩と。」

【profile】
中島彩(なかじま・あや)
1987年8月1日生まれ、大阪府寝屋川市出身。慶應義塾大学法学部卒。元東海テレビ報道スポーツ局。現在はキャスト・プラス所属のフリーアナウンサー、タレント。身長158センチ。趣味はマラソンの他に、政治研究。TBS系列「オールスター感謝祭13春」出演。テレビ神奈川「ハマナビ」リポーター。FMカオン(84.2MHz)パーソナリティ(月曜日担当)。TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」のコーナー『現場にアタック』キャスター(隔週火曜・毎週木曜)。

中島彩●文・写真 text & photo by Nakajima Aya