加藤キャディのアドバイスが勝利を呼んだ!(撮影:米山聡明)

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<日本女子オープン 最終日◇6日◇相模原ゴルフクラブ・東コース(6,652ヤード・パー72)>
 2010年以来2度目となる日本女子オープンを制覇を達成した宮里美香。そのキャディとして宮里を支えたのが石川遼のエースキャディとして活躍した加藤大幸氏だ。加藤氏が宮里のキャディに就任したのは今年の米メジャー最終戦「エビアン選手権」から。今大会で3試合目のタッグで、国内メジャー優勝という最高の結果を出して見せた。
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 5打のリードを持って迎えた最終日。だが、前半からボギーが続きスコアを落とす苦しい展開で18ホールは幕を開けた。「1つボギーを叩くたびに話しかけていた。いくら悪くてもスイングだけは小さくならないようにって」。キャディとしてコミュニケーションをとりながらリズムを作ろうとしたが悪い流れは止まらない。誰もの脳裏に09年大会で4打のリードを守りきれず敗れた記憶がよぎった。
 それでも、優勝を決める最後のパットの場面では加藤氏のアドバイスが光った。「いつも通り読んで、ラインの真ん中あたりに、ちょうどいいディボットがあったのでそこを通すように」と、ボールの通過ポイントを指さして指示。カップ3つ分曲がる下りのスライスだったが、「今日はグリーンが重くて打ちきれていなかったので、下りのほうがいいかなと思っていた」と宮里の背中を押して優勝に導いた。
 実は加藤氏が宮里の新キャディに就任したことによる副産物もあった。宮里がドライバーに使用しているシャフトは、レモンイエローのカラーリングが特徴的なグラファイトデザイン社のTOUR AD MT-6(SR)。同社の社員である加藤氏は、宮里からキャディの依頼を受けた際に「キャディやるからウチのシャフト使って」と交換条件を打診した。
 宮里も試打の好結果を受けて別メーカーのものからシャフトをチェンジ。すると、ドライバーの球筋が安定し飛距離も出るようになった。契約を結ぶテーラーメイド社のプロ担当も「夏ごろからドライバーは良かったのですが、シャフトを変えてからより安定するようになった」とギアチェンジ効果を証言。今大会でも狭いフェアウェイを安定してとらえたティショットは、加藤氏の“営業努力”のたまものでもあった。
 2人のタッグは当初今大会までだったが、今シーズンいっぱいまで延長が決定。さらにコンビネーションを強化していく。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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