混戦で星野も気合が入ったガッツポーズ(撮影:岩本芳弘)

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<コカ・コーラ東海クラシック 最終日◇6日◇三好カントリー倶楽部西コース(7,315ヤード・パー72)>
 国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」の決着は片山晋呉、星野英正、冨山聡によるプレーオフに突入。結果は1ホール目をパーとした片山が優勝、星野と冨山は2位タイに終わった。
“新生”片山晋呉、劇的大逆転で5年ぶりV!3つ巴のプレーオフを制す
 星野はこの日のラウンドについて「面白かった」と振り返った。ここ数年、怪我やそれに伴う不調により苦しい日々を送ってきただけに、久しぶりの優勝争い、しかも片山と演じた熾烈なデッドヒートで味わった緊張感とそれに伴う高揚感ははゴルファーとして至上の喜びだったのだろう。また「ちょっとこれからが楽しみになった」と確かな手応えを感じることもできた。
 2008年「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」優勝で得た5年シードも今年で切れる星野だったが、今回の成績で来季のシード権はほぼ手中に収めることにも成功。しかし星野の口から出たのは安堵の言葉ではなく、「今は良い状態だから、どんどんレベルアップしたい」というさらなる進化を渇望する言葉だった。2008年以来となる復活優勝が間近に迫っていることを感じさせた。
 一方、冨山は「いいチャンスだったんですけど、そのチャンスを掴めなくて悔しいです」と初優勝をあと一歩のところで逃したことに対する悔しさを滲ませた。この日は同じ最終組の武藤俊憲と宮里優作が序盤からスコアを崩す中、堅実なゴルフでパーを重ねていった。そんな中で終盤にバーディを奪いプレーオフ進出を果たしたが、プレーオフ1ホール目ではセカンドを池に入れるミスで敗戦。やっと手繰り寄せたチャンスを逃した悔しさはどれほど大きいかわからない。
 しかしそれでも今大会の賞金を加算して賞金シード復帰をほぼ確実なものにした。冨山も師匠と仰ぐ片山と戦ったプレーオフ、そして大会を振り返り「いい経験になりました」と話した。今日の耐えるゴルフで戦い抜いた経験を力に変えて、次こそは悲願のツアー初優勝をつかんでみせる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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