AKB48チームAの新キャプテンとなった横山由依が、テレビ『SUBARU Dramatic cinema 人生を変えた1本の映画』で影響を受けた映画に『ホーム・アローン2』を挙げた。大島涼花、高橋朱里などksgkと呼ばれるメンバーも映画『ホーム・アローン』を見ており、早くもキャプテンの影響を受けているようだ。横山由依はこの映画から何を学び、後輩たちに何を教えようとしているのか。

10月3日の『大島涼花 Google+』で、「朱里さんのお誕生日会してるよ〜。今はホーム・アローン見てる」とAKB48チームAの中でもksgk(クソガキ)と呼ばれる若手メンバーが集まった写真を公開している。彼女たちが映画『ホーム・アローン』を見ているのは意外だったが、横山由依がその映画について語ったことで納得できた。

4日の『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)は『1位をとった名曲音楽祭』が生放送されたが、その合間に流れた『SUBARU Dramatic cinema 人生を変えた1本の映画』のゲストが横山由依だったのだ。

彼女が人生で影響を受けた映画『ホーム・アローン2』は、1992年に公開された米国コメディ映画だ。同映画シリーズで主人公のケビン・マカリスターを演じたのが、当時子役だったマコーレー・カルキンである。ストーリーは、また10歳のケビンが泥棒たちを相手に奮闘して撃退するというものだが、横山由依はそのケビンの姿に「凄く行動力がある主人公で、『行動してみることが凄く大事』と気づいた」と語った。

彼女はAKB48でも決して前にぐいぐい出てくるタイプでは無いが、以前はそれ以上に引っ込み思案だった。「学校では手をあげて答えるのが恥ずかしくてできなかった」ほどで、その横山がAKB48に合格して少しずつ引っ込み思案を直すことができたのは、映画の影響があったようだ。

篠田麻里子がAKB48を卒業する時にチームAのキャプテンとして彼女を後継者に指名したのは、性格に負けずに行動して努力する横山を見てきたからだろう。

その横山由依は、「今、AKB48は第2章に行く時期」とこれからを見つめる。「私ももっと新しいことをしたいと思うし、新しいメンバーの魅力をもっと引き出したいと考える。そのためには行動していかなければ」という彼女は、「この映画の主人公の行動力に影響を受けたのかなと改めて思う」とケビンに感謝していた。

『Dramatic cinema』が放送される前日に高橋朱里の16歳の誕生日を祝った、大島涼花らチームAのksgkたちが「今はホーム・アローン見てる」と伝えていたのは、そんな横山由依の話を聞いたからだろうか。彼女たちも“行動すること”の大切さに気づいてくれるはずである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)