「一運、二金、三度胸」を持つ大人向けR指定 !? コーナー。 ここでは思惑株、裏ネタなどハイリスクな情報を凝縮した。 兜町をさまよう黒い噂、その真相は…。 株ビギナーと心配性の人は読まないでね!


今年最大の出世株となったガンホー・オンライン・エンターテイメントの8位株主であるサン・クロレラ(非上場・京都市)の動向が株式市場の注目を集めている。ガンホーは今年最大の出世株となったため、サン・クロレラの大口出資先の株を買えば、便乗して儲けられる可能性があるからだ。

サン・クロレラは健康食品メーカーの老舗企業。知名度も販売力もある安定企業だ。ただ、上場企業ではないため、財務内容などの開示規定はなく、株式市場では「謎の法人投資家」とされている。業績のよくない企業の株を大量取得することもあるため、「経営者同士の個人的なつながりで複数企業に出資している」との見方もあるが、公式発表文は当然ないし、サン・クロレラにはそもそも発表する義務もない。

ただ、出資先は健康食品に関連する企業ではないため、本業との相乗効果は考えにくく、自己資金運用の一環として株式を買っているとみられる。ガンホー以外の主な出資先は、指紋認証ソフト・装置のディー・ディー・エスや音声文字変換ソフトのアドバンスト・メディアのほか、インテア・ホールディングス、省電舎、シーシーエスなど。この中には急騰した株もあれば、しなかった株もあるが、ガンホーの動きを見る限り、かなりの相場巧者と思われる。サン・クロレラには急騰株を嗅ぎ分ける特殊能力があるのかもしれない。

8月下旬に急騰した住友石炭HDは偽K氏銘柄か

住石ホールディングスが8月20日から急騰した。株高の材料は「大物投資家K氏が本命銘柄として攻勢をかけている」というものだが、この手の情報に詳しい証券マンに言わせると、「買い手はKの名をかたる偽者グループ」。大豊建設も6月同じく「偽K氏グループ」による買いが入ったとみられている。

思惑先行で株価が形成されるこの手の銘柄の売買が活発化するのは、東証1部で大型株が動きだす前兆であることが多い。また、「K氏は夏は休んで秋になると活動を再開する」ともいわれている。

ただ、6月にはK氏主宰サイトが一時的につながらなくなり、市場でK氏引退説が流れた。また、K氏推奨とされる日本カーバイド工業は7月に高値を取った後は値動きが思わしくなく、株式市場でのK氏不敗伝説には陰りが見えてきたのも確かなようだ。

この記事は「WEBネットマネー2013年11月号」に掲載されたものです。